誰もがやさしく微笑みあえる、その日まで

東日本大震災で被災された方々、心を痛めた方々に送ります。

Reborn-Art Festival in 石巻(その13)


 今回は、「Reborn-Art Festival in 石巻(その13)」です。

 Reborn-Art Festivalとは、「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできる新しいお祭りです。「Reborn-Art」とは、東北の再生を指すだけでなく、参加する人それぞれの「Reborn」を願うお祭りです。
 会期:2017年7月22日(土)~9月10日(日)
 会場:宮城県石巻市(牡鹿半島、市内中心部)
 詳細は、下記のリンクをご覧ください。
 http://www.reborn-art-fes.jp/about/



 私は、今年の8/5と8/6に、Reborn-Art Festivalを見に行きました。
 今回は、「JR女川駅」について書きます。
 芸術祭を見終わった後、JR女川駅に立ち寄りました。



 JR女川駅から海を見た風景。
 駅から海に向かって商店街が並ぶ。



 駅舎は坂茂さんが設計。 
 東日本大震災時には、海上輸送用のコンテナを使った3階建仮設住宅を設計された。
  http://www.shigerubanarchitects.com/works/2011_onagawa-container-temporary-housing/index.html
 JR女川駅は、天井を覆う、緩やかなカーブを描く木材が印象的。



 「復興に向かって羽ばたいてほしいという思いを込めて、鳥が翼を広げた姿をイメージして屋根をデザインした」とのこと。
  http://www.shigerubanarchitects.com/works/2015_onagawa/news_onagawa.html



 JR女川駅は、海抜11mの高さにある。
 明治三陸津波と同レベルの津波(L1)なら被災しないが、東日本大震災と同レベル(L2)だと被災する。
 居住地は、L2津波でも被災しない高台に移転する。
 土地のかさ上げや、商業施設の設置、海のそばの跡地利用は非常に複雑。
 このような図を見るたびに、津波を考慮しなければならない三陸地方の街づくりの難しさを感じる。




 以上、「Reborn-Art Festival in 石巻(その13)」でした。





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Reborn-Art Festival in 石巻(その12)


 今回は、「Reborn-Art Festival in 石巻(その12)」です。

 Reborn-Art Festivalとは、「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできる新しいお祭りです。「Reborn-Art」とは、東北の再生を指すだけでなく、参加する人それぞれの「Reborn」を願うお祭りです。
 会期:2017年7月22日(土)~9月10日(日)
 会場:宮城県石巻市(牡鹿半島、市内中心部)
 詳細は、下記のリンクをご覧ください。
 http://www.reborn-art-fes.jp/about/



 私は、今年の8/5と8/6に、Reborn-Art Festivalを見に行きました。
 今回は、「牡蠣の養殖」について書きます。
 牡鹿半島は、牡蠣の養殖が盛んです。



 芸術祭を見に行った時のこと。
 ホタテの貝殻が大量に積まれていたのを発見。
 隣には牡蠣の養殖筏用の浮き。
 気になったので、一枚パシャリ。



 調べてみると、「カキの幼生が浮遊し始める夏の初めにホタテの貝殻を海中に吊るすと幼生が貝殻に付着する」とのこと。  
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%AD_(%E8%B2%9D)
 ホタテの貝殻は、牡蠣養殖用の資材らしい。
 海を見ると、湾内いっぱいにカキの養殖筏が浮かぶ。



 芸術祭を見終わった後、南三陸町歌津の漁師さんにお邪魔した時のこと。
 ホタテの貝殻を海に投入する作業を手伝った。
 牡蠣は海が荒れる時期に放卵するらしい。
 ちょうど、台風五号が東北に来る直前。
 時期を見計らって、投入する時期を決めた、とのこと。
 ホタテの貝殻を海に投入したあと、沖合の小島に祭られている神様に向かって祈る。
 私も見習って、祈る。
 どうか牡蠣の幼生がホタテの貝殻に付きますように。
 
 そのあと、漁師さんのご自宅でバーベキューをご馳走になった。
 食材を焼いて、食べながら、あれこれ伺った。
 復興工事のために海のそばで作業ができなくなったこと、漁港や防潮堤工事によって海の環境が大きく変わってしまったこと、海産物の取引のこと、自分の子供たちのこと、趣味の音楽のこと、これからも続く街づくりのこと。
 どちらかというと、暗い話、結論の出ない話が多い。
 でも、ここで生きる、と決めた気持ちは揺らいでいなかった。
 自宅近くで切って乾燥させた木をくべ、火を見つめながら、とつとつと話す姿が目に焼き付いた。 





 以上、「Reborn-Art Festival in 石巻(その12)」でした。





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Reborn-Art Festival in 石巻(その11)


 今回は、「Reborn-Art Festival in 石巻(その11)」です。

 Reborn-Art Festivalとは、「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできる新しいお祭りです。「Reborn-Art」とは、東北の再生を指すだけでなく、参加する人それぞれの「Reborn」を願うお祭りです。
 会期:2017年7月22日(土)~9月10日(日)
 会場:宮城県石巻市(牡鹿半島、市内中心部)
 詳細は、下記のリンクをご覧ください。
 http://www.reborn-art-fes.jp/about/



 私は、今年の8/5と8/6に、Reborn-Art Festivalを見に行きました。
 今回は、「鮎川」について書きます。
 鮎川は、牡鹿半島の先端付近に位置する、旧牡鹿町の中心地です。
 かつては、捕鯨基地として栄えていました。
 鮎川港からは、金華山など、牡鹿半島付近の島に向かう船が出ています。




 牡鹿半島では、多くの場所で防潮堤工事が進められていた。
 鮎川港も工事の真っ最中。
 防潮堤の後背地がどうなるか、気になるところ。



 近くの島に向かう船の発着所。
 二頭の鯨がお出迎え。
 写真が掲示されていたので見てみると・・・、 



 東日本大震災の記録。
 鮎川港で約9mの津波が観測された、とのこと。
 写真を見ると、このお出迎えゲートのかなり高い位置まで水没している。



 かつて、南氷洋で捕鯨船として使われた第十六利丸。
  http://www5e.biglobe.ne.jp/~kosinoku/hogeisen.htm
 フェリーの案内所で話を伺ったところ、「年々、鯨の水揚量は減っている。8/6の「鯨まつり」のために、少しだけ水揚げがあった」とのこと。 


 

 少子高齢化、石巻市への市町村合併、東日本大震災、世界的な反捕鯨など、世の中の流れや多くの出来事によって大きく街の形を変えた鮎川。
 次に来るときには、どのような姿になっているか。
 楽しみでもあり、心配でもあり。
 地方の過疎地に対して抱く共通した思い。



 以上、「Reborn-Art Festival in 石巻(その11)」でした。





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Reborn-Art Festival in 石巻(その10)


 今回は、「Reborn-Art Festival in 石巻(その10)」です。

 Reborn-Art Festivalとは、「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできる新しいお祭りです。「Reborn-Art」とは、東北の再生を指すだけでなく、参加する人それぞれの「Reborn」を願うお祭りです。
 会期:2017年7月22日(土)~9月10日(日)
 会場:宮城県石巻市(牡鹿半島、市内中心部)
 詳細は、下記のリンクをご覧ください。
 http://www.reborn-art-fes.jp/about/



 私は、今年の8/5と8/6に、Reborn-Art Festivalを見に行きました。
 今回は、「石巻市の街づくり」について書きます。
 今回の芸術祭のコンセプトは、「Reborn-Art」=「人の生きる術」を蘇らせ取り戻すこと。
 食や住や経済などの「生活の技」、アートや音楽やデザインの「美の技」、地域の伝統と生活の「叡智の技」など、さまざまな領域におけるReborn-Artを発見—再発見しようとする試み。
  http://www.reborn-art-fes.jp/concept/
 その先にあるのは、街やコミュニティの再生。



 石巻市は漫画による町おこしを進め、平成13年に石ノ森萬画館がオープンした。
 石ノ森章太郎さんは、石巻市に隣接する登米市の出身。
  https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10452000a/3980/01_machinaka-plan-03_20150710.pdf
  http://www.man-bow.com/index.html
 街のあちこちに、石ノ森作品のキャラクターが見える。
 写真は、「がんばれ!!ロボコン」のロボコン。




 JR石巻駅から石ノ森萬画館の間には「マンガロード」があり、石ノ森作品が並ぶ。
  http://www.mangattan.jp/manga/mangaroad/
 写真は、「仮面ライダー」の初代仮面ライダー。


 

 街の再生を考えるとき、過去の遺産は大事です。
 でも、それ以上に、今を生きる人たちが、自分たちで新しいことを生み出す方がもっと大事だと思います。
 今回の芸術祭は、小林武史さんを始めとした、想いを持った、実行力のある強力な外部の方々が生み出した新しい息吹です。
 小林さんは、10年間はこの芸術祭を続けたい、とおっしゃっています。
  http://www.reborn-art-fes.jp/article/column_vol06/
 これを契機に、石巻に新しい文化が根付くことを楽しみにしています!
 




 以上、「Reborn-Art Festival in 石巻(その10)」でした。





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Reborn-Art Festival in 石巻(その9)


 今回は、「Reborn-Art Festival in 石巻(その9)」です。

 Reborn-Art Festivalとは、「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできる新しいお祭りです。「Reborn-Art」とは、東北の再生を指すだけでなく、参加する人それぞれの「Reborn」を願うお祭りです。
 会期:2017年7月22日(土)~9月10日(日)
 会場:宮城県石巻市(牡鹿半島、市内中心部)
 詳細は、下記のリンクをご覧ください。
  http://www.reborn-art-fes.jp/about/



 私は、今年の8/5と8/6に、Reborn-Art Festivalを見に行きました。
 今回は、「支倉常長」について書きます。
 支倉常長は、安土桃山時代から江戸時代初期に伊達氏の家臣として、慶長遣欧使節団を率いてヨーロッパまで渡航し、アジア人として唯一無二のローマ貴族、及びフランシスコ派カトリック教徒となった。スペイン国王やローマ教皇に謁見して、通商交渉を行ったが、日本国内ではキリスト教の弾圧が始まっており、通商交渉は成功しなかった。常長は数年間のヨーロッパ滞在の後、帰国した。帰国時には日本ではすでに禁教令が出されており、2年後に失意のうちに死去した。
 詳細は、下記のリンクをご参照ください。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%AF%E5%80%89%E5%B8%B8%E9%95%B7



 石巻市月浦にある、支倉常長の銅像。
 江戸初期に、使節団代表の重責を担い、数々の困難を乗り越えて帰国した常長。
 通商交渉はうまくいかなかったが、よく無事で帰ってきたと思う。
 おそらく、スムーズに交渉するために、西洋の礼儀作法を身に付け、西洋貴族の教養を身に付け、キリスト教徒になり、スペイン語やイタリア語を学んだはず。 



 この銅像は、佐藤忠良さんによる作品。
 佐藤さんは、使節団代表として、日本国の代表として、へりくだることなく、毅然とした態度でスペイン国王やローマ教皇に謁見した常長を想像していたと思う。 




 常長が乗ったサン・ファン・バウティスタ号を復元したガレオン船。
 大航海時代後半に、外洋の航海にも耐えうる、世界最先端の技術で作られた船。
 約500トン級で最初の日本製西洋型軍船。
 東日本大震災で被災し、破損したが、補修された。


 今回は、牡鹿半島を旅行している途中で、予備知識なく支倉常長像に出会った。
 近くに、慶長遣欧使節団に関する博物館である、サン・ファン館があることを知り、立ち寄った。
 気になるものを見つけ、予定にない場所に立ち寄るのは、気ままな旅の魅力。
 



 以上、「Reborn-Art Festival in 石巻(その9)」でした。





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