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誰もがやさしく微笑みあえる、その日まで

東日本大震災で被災された方々、心を痛めた方々に送ります。

第32回うえの夏まつりパレード


 今回は、「第32回うえの夏まつりパレード」です。

 先週末、東京に行きました。
 その際に、上野でお祭りが開催されていたので見に行きました。
 
 うえの夏まつりのウェブサイト
 http://www.ueno.or.jp/ichioshi/index.html


 7/18にはパレードが開催されました。
 色んな団体が参加しましたが、最後を飾ったのは、北東北三県のお祭りでした。

 盛岡のさんさ祭り。
 「ミスさんさ踊り」に導かれた、軽快な踊りと太鼓のリズム。
 世界一の太鼓パレードの雰囲気を感じることができた。
 http://www.sansaodori.jp/info/world.php 



 秋田の竿灯。
 生で見たのは初めて。
 重さ50kgの竿灯を色んな姿勢で支える。
 竿灯の高さ、しなりが印象的。



 青森のねぶた。
 あいにくの小雨のため、ねぶたにビニールをかけて練り歩く。
 ねぶたの後ろに踊り手が続く。
 小学校低学年くらいの女の子の「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声が印象的。 



 東北は8月第一週、お祭りのピークを迎えます。
 熱く燃え上がります。



 以上、「第32回うえの夏まつりパレード」でした。





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青森旅行(その14) 〜岡本太郎の"美の呪力"を読み直して〜


 今回は、「青森旅行(その14) 〜岡本太郎の"美の呪力"を読み直して〜」です。

 私は、今年のゴールデンウィークに、青森を旅行しました。
 青森に行きたいと思った理由は、なんとなく「東北の中でも青森は異質である」ように感じていたからです。
 その「異質感」の元を見つけたくて、青森市、弘前市、五所川原市、十和田市付近を旅行しました。



 青森県内を旅行した写真を見直していたら、ふと、岡本太郎さんの「美の呪力」を読み直したくなりました。
 「美の呪力」については、新潮社の紹介をご覧ください。
 https://www.shinchosha.co.jp/book/134622/

 古代の美について書かれていた、という記憶。
 どの部分が私の心の中に引っかかっていたのか?
 1ページずつたどりました。
 以下は、一番私が読み直したかった部分です。

◆「美の呪力」のp14〜p15にかけて
・「考古学にしても美術史でも、たまたま発掘があったとか、遺跡が多く知られている場所や時代については大変細やかだ。ところがそういうものが疎なところは、まるで文化が無かったようにとばしてしまう。遺物の出てこない地表の広大なひろがりは圧倒的である。そこに無言の人間文化を探らないのは、なんとしても納得できない」

・「それを回復するために、どうすればよいのか。何よりも全人間的なヴィジョンが必要だろう。それには専門家ではない、ズブの素人が平気な眼で参加しなければならないと思う」

・「われわれが現在生きている絶対感。それと歴史の奥底からたまたま浮び上がってくる象徴的な事物、そこにひそんでいる根源的な生命感がふれあうとき、なまなましい手ごたえとしてひらめき出るものがある。それを追うのだ」

・「人間文化には、根源の時代から、儀式があり、祭りがあった。そこには歌もあれば踊りもある。食事も、性の営みも、労働も、戦争も、その他もろもろの行為があった。そのどれが重く、どれが軽いとは言えない。全体がからみあって生活のシステム、一つの有機体となっている。物として残されたもの、色とか形は、その生きた全体の一部であったのだ」 


◆読み直した感想
 「根源的な生命感」という言葉が、一番心に残りました。
 私は、「根源的な生命感」を感じたくて、青森を旅行したことに気付きました。
 今回の青森旅行で、私は多くのモノを見ました。
 八甲田山や奥入瀬、津軽平野で見た、雄大な自然。
 博物館や遺跡で見た、縄文や弥生時代の遺物。
 美術館で見た、現代を生きる芸術家が想いを形にした造形。 
 青森県内各地で見た、ねぶたやねぷたの山車。
 青森の方々が、それぞれに生きた時代の中でずっと大事にしてきたもの。
 それは、「生を体感すること」
 「生を爆発させる瞬間を持つこと」
 「生を形にすること」
 そう感じました。

 私が今回の旅行で見聞きしたものは、あくまでも青森県の断片にすぎません。
 それでも、旅行している間、ずっと「積極的に生きる姿勢」を感じることができました。
 私が青森に感じていた異質感、それは、「自分の生を体感したいという熱意」だと思います。
 そして、私が青森で見たかったものは「生を形にした時の輝き」でした。
 生まれたからには、どんなことがあっても、誰に何を言われても、自分の生を貫く、そんな生き方を見たかった、と感じました。
 


 これまでに紹介した青森の写真のコラージュ 




 以上、「青森旅行(その14) 〜岡本太郎の"美の呪力"を読み直して〜」でした。





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青森旅行(その13) 〜平川ねぷた&弘前ねぷた〜


 今回は、「青森旅行(その13) 〜平川ねぷた&弘前ねぷた〜」です。

 私は、今年のゴールデンウィークに、青森を旅行しました。
 青森に行きたいと思った理由は、なんとなく「東北の中でも青森は異質である」ように感じていたからです。
 その「異質感」の元を見つけたくて、青森市、弘前市、五所川原市、十和田市付近を旅行しました。



 今回は、平川ねぷたと弘前ねぷたを紹介します。

 まずは、平川ねぷたについて。
「2006年(平成18年)から毎年8月2日・3日に開催。旧南津軽郡・碇ヶ関村・尾上町・平賀町の合併により平川ねぷたとして誕生。扇ねぷた中心でねぷたの大きさは黒石ねぷたより大きく弘前ねぷたと同等である。」
 ウィキペディアより
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%B7%9D%E3%81%AD%E3%81%B7%E3%81%9F


 平川市内にある、ねぷた展示館に実物を見に行きました。
 見た印象は「とにかくでかい」のひとこと。
 大きさは、観客を惹きつける大きな要因になる、ということでしょう。



 扇形ねぷたの特徴は、一枚の扇形の絵の中で表現するところ。
 画面からはみ出た部分を、観客の想像に任せられるところ。
 三人の武者と一頭の馬が、絵の中にギュッと凝縮させています。
 すごく密度の濃い絵。
 絵師の祭りに賭ける気合を感じます。




 次は、弘前ねぷたについて。
「弘前ねぷたまつりでは、大勢の市民が「ヤーヤドー」の掛け声とともに、武者絵が描かれた山車を引いて市内を練り歩く。弘前ねぷたには扇ねぷた(扇型)と組ねぷた(人形型)があり、総数約80台の県内最多のねぷたが運行される。」
 ウィキペディアより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%98%E5%89%8D%E3%81%AD%E3%81%B7%E3%81%9F

 弘前城のそばにある、津軽藩ねぷた村に行きました。
 展示されていたのは、他都市の大型ねぷたと比べると、かなりコンパクトなねぷた。
 説明員に話を聞くと、弘前では、地元の方々がお金を出し合って作るねぷたが主流で、自分たちのお祭りとして楽しむ、とのこと。
 その後、説明してくれた方が、弘前ねぷたで演奏される、太鼓と笛を披露してくれました。
 弘前ねぷたは、弘前市民が準備して、弘前市民が主役になって楽しむ、と感じました。 



 勇壮な絵が多い中、やわらかい絵もあり、雅な雰囲気を感じることができました。



 弘前城を散策していた時の写真。
 学生と思われる方々が熱心に踊りの練習をしていました。
 お祭り用と思われる衣装を着て。
 私の中で、青森県人=祭り好きのイメージが出来上がりました。

 



 以上、「青森旅行(その13) 〜平川ねぷた&弘前ねぷた〜」でした。





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青森旅行(その12) 〜立佞武多の館〜


 今回は、「青森旅行(その12) 〜立佞武多の館〜」です。

 私は、今年のゴールデンウィークに、青森を旅行しました。
 青森に行きたいと思った理由は、なんとなく「東北の中でも青森は異質である」ように感じていたからです。
 その「異質感」の元を見つけたくて、青森市、弘前市、五所川原市、十和田市付近を旅行しました。



 今回は、立佞武多の館の紹介です。
「五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)は、青森県五所川原市で8月4日から8月8日に開催される祭りです。高さが最大で20m強にも達する巨大な山車が運行されます。8月上旬の運行期間以外でも、五所川原市中心部の立佞武多の館において常設の展示を行っています。」
 ウィキペディアより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E6%89%80%E5%B7%9D%E5%8E%9F%E7%AB%8B%E4%BD%9E%E6%AD%A6%E5%A4%9A
 立佞武多の館のウェブサイトより  
http://www.tachineputa.jp/festival/outline.html


 館内に展示されていた明治時代末期の写真。
 巨大ねぷたが五所川原に登場したのは、明治40年頃とのこと。
 平屋の民家を遥かに上回る高さ。



 1996年に立佞武多が再開した時の記事。
 熱意を持った有志が立佞武多の再開を実現した。 



 館内に展示されていた立佞武多。
 高さ約23m、重さ約19トンの巨大な山車。
 立佞武多の館の4階建て相当の高さ。
 高さで他のねぷたを圧倒するぞ、という気合を感じる。



 もちろん、表現もしっかりしたもの。
 勇壮な場面を描いている。 



 館内では、立佞武多を紹介する映像も見ることができる。
 お祭り当日、立佞武多が三台揃ったシーンは、最高の盛り上がりを見せていた。



 立佞武多の館では、ねぷたの製作過程も見学可能。
 骨格に相当する木材、形状を決める針金、絵を描く和紙。
 ねぷたが出来上がる過程を楽しめる。



 入館してすぐに、説明員の方に、立佞武多について教えてもらいました。
 あまり予備知識が無い状態で館内に入ったので、色んな質問をしました。
 なぜこんなに大きいねぷたを作ろうと思ったのか、誰がお金を出しているか、五所川原市は何故お金を出しているか、誰が作っているか、製作費はいくらか、この建物はだれが建てたか、どこから維持費が出ているか。
 一つひとつの質問に対して、懇切丁寧に答えてくれました。
 説明してくれた方が言いました。
 「五所川原には立佞武多しか無いから」
 その言葉から、立佞武多に対する強い誇りを感じました。
 やはりここでも、「祭りに対する熱意」を感じました。




 以上、「青森旅行(その12) 〜立佞武多の館〜」でした。







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青森旅行(その11) 〜ねぶたの家 ワ・ラッセ〜


 今回は、「青森旅行(その11) 〜ねぶたの家 ワ・ラッセ〜」です。

 私は、今年のゴールデンウィークに、青森を旅行しました。
 青森に行きたいと思った理由は、なんとなく「東北の中でも青森は異質である」ように感じていたからです。
 その「異質感」の元を見つけたくて、青森市、弘前市、五所川原市、十和田市付近を旅行しました。



 今回は、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」について紹介します。
「青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」が2011年1月にJR青森駅の海手にオープンしました。街の発展を見届けてきたねぶた祭の歴史や魅力を余すことなく紹介し、ねぶたのすべてを1年を通じて体感することができる"夢の空間"です。」
 「ねぶたの家 ワ・ラッセ」のウェブサイトより
 http://www.nebuta.jp/warasse/shisetsu/about.html


「青森ねぶた祭(あおもりねぶたまつり)は、青森県青森市で8月2〜7日に開催される夏祭りであり、毎年、延べ300万人以上の観光客が訪れる。1980年には国の重要無形民俗文化財に指定された。」
 ウィキペディアより
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E6%A3%AE%E3%81%AD%E3%81%B6%E3%81%9F



 青森県内では、たくさんのねぶた・ねぷた祭りが開催されます。
 その中でも、青森市で開催される「青森ねぶた」は最大級です。




 青森ねぶたの歴史は長く、多くの名人によってねぶたが作られ続けてきました。
 第5代名人、千葉作龍さんの作品。
 太く、力強い描線が印象的です。



 千葉作龍さんの作品で、題材は「前田慶次」。
 青森ねぶたの魅力は、立体的なところ。
 細かい部分まで丁寧に作られた、力感あふれる造形。
 力強い線で和紙に描かれた人物と馬。
 対決シーンを切り取る構図。
 背景の暗闇と、作品を透過する光の鮮やかなコントラスト。
 Youtubeで祭りの動画を見ましたが、山車に乗って回転すると、作品に動きが出て躍動感がありました。



 第6代名人、北村隆さんの作品。
 勢いのある筆遣い、色の変化が印象的です。



 北村隆さんの作品で、題材は「児雷也」。
 ガマを操る児雷也と、蛇を操る大蛇丸の戦いが題材。
 ガマと蛇の模様が、なんとも言えない妖しさを醸し出す。



 会場入り口に展示されていたパネル。
 体の内側から湧いてくる、祭りに対する熱望。
 青森市の方々が青森ねぶたに注ぐ熱意を感じました。



 千葉さんと北村さんの作品から感じたのは、ライバルを上回ろうとする創作意欲。
 会場全体から感じたのは、青森ねぶたの裾野の広さ。
 何人ものねぶた師がしのぎを削り、変化し続ける。
 伝統を大事にしつつ、常に新しい試みに挑戦する。
 それに、祭りを盛り上げる踊り、囃子。
 祭りに参加する全員が、体から湧いてくる熱意を、短い夏のひとときに向ける。
 青森ねぶたを見に行きたい!と思える展示でした。 



 以上、「青森旅行(その11) 〜ねぶたの家 ワ・ラッセ〜」でした。





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