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誰もがやさしく微笑みあえる、その日まで

東日本大震災で被災された方々、心を痛めた方々に送ります。

希ストラップを贈ったお礼 その2



 今回は希ストラップを贈ったお礼の第二段についてです。
 以前紹介した通り、南三陸町歌津で希ストラップを購入し、親しい人に贈りました。
 その中のお一人からお返しをもらいました。
 その方は、何度も東北に行き、ボランティア活動されています。
 その活動先の近くで購入されたそうです。



 裏面にホームページが書かれていたので、見に行きました。
 ちなみにリンク先はこちら
 http://www.east-loop.jp
 です。
 商品名は、ハートブローチ。
 被災された方が手仕事で作られたものだそうです。
 ”手仕事で 笑顔が つながっていく”という言葉がすごくいいと思いました。
 何かに夢中になって手を動かしている時は、他の事を忘れられるし、いいものができたらうれしくなるし、仲間と一緒にやれば楽しくなるし。
 お返しにもらったブローチを見て、作られた方の姿を少しだけ想像できました。
 お返しを下さった方、ブローチを作られた方、売られた方、そして、生産と販売をつないだ方に感謝です。



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南三陸町歌津の話 その2



 年末に歌津に行った時の話。
 地元の方と話をしている時に、昔の歌津の様子を知りたいと話した。
 その方からDVDをもらった。
 昔の歌津の海岸線が映っているDVDだった。


 家に戻ってから、DVDを見た。
 ニューシネマパラダイスのテーマ音楽が流れる。
 郷愁を誘うメロディーをピアノが奏でる。
 
 車で点在する漁港を回って、ビデオ撮影した映像が流れる。 
 車一台がやっと通れる道を縫うように進んでいく。
 海のすぐそば、防波堤の脇に家がある。
 文字通り、海と共に暮らす在りし日の姿。
 海を見ると、白波が見える。
 映像を見ていると、防波堤の上に座って、ゆったり海を眺めたい気分になる。
 寄せては返す波、心地よい波の音、頬をなでる風を思い描く。

 漁港の近くには、魚を入れるケースや、浮き、網、フォークリフト、軽トラック、小型の船、作業場が映っている。
 全部漁業に必要な、不可欠な設備。
 大きな設備は無い。
 こじんまりとした小さな漁港がいくつも点在する。
 入り江ごとに漁港がある。
 そんな漁港の間はアップダウンのある道でつながっている。
 海のそばには平らな土地がほとんどなく、海と山が隣接している。 
 
 やがて、車は国道に入り歌津大橋を渡る。
 下の写真は、年末に伊里前地区の三嶋神社から、歌津大橋を、伊里前湾を撮影したものだ。



 左側は辛うじて道路が残っているが、道路の大半は橋げたを残して流された。
 私は、伊里前湾の穏やかな海しか知らない。
 津波の残した傷跡は見ているが、津波が襲ってくる恐ろしさは、現実のものと理解できていない気がする。
 歌津大橋という大きな人工物を一気に壊し流し去るパワーの恐ろしさは、実際に見ないと分からない気がする。
 被災された方々の気持ちを理解したいと思う反面、どうしても想像だけでは同じ気持ちになれないこともあるような気がする。 
 

 映像は歌津の中心であった伊里前の街の中に入っていく。
 伊里前地区で何度もボランティア活動をしているので、過去の様子を一番見たかった。

 ウタチャン橋を越えて川沿いを通って、水門脇を通り過ぎる。
 その時、年末に一緒に仕事をさせて頂いた漁師さんの言葉を思い出す。
 映像と同じ場所で言われた言葉を。
 漁師さんは、”ここに作業場があったんだよ”、と言い、瓦礫が山積みとなっている場所を指差した。
 ”鉄骨で作ったんだけど、流されちゃったんだよね”、と淡々と、飄々と言った。
 漁師さんが口にする言葉には恨みの言葉は無かった。
 愚痴も無かった。 
 ただ、ひたすら漁業再開に向けた話しかなかった。
 無くしたものを買い揃えなくてはいけないし、準備も大変だと思う。
 それでも、前を向いて進まれていた。
 そういう方を見ていると、力強く感じた。
 少しでもそういう方が頑張れるように、前を向いて進もうとされる方が増えるようにサポートできたらいいなと思った。



 以上、歌津の海岸線を映したDVDと年末の話でした。
 DVDを作成された方について全く存じ上げませんが、貴重な映像を公開して頂きありがとうございました。




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南三陸町歌津の話 その1



 昨年末に、南三陸町歌津で見たこと、感じたことを紹介します。
 今回は、気候について書きます。




 撮影時間は、12月27日午前6時半。
 早朝、夜が明けて間もなく。
 太陽が山の端から出る少し前。
 辺りがやっと明るくなったくらい。

 私の車のフロントガラスを撮影。
 ビッシリ氷が付着。
 外の気温はマイナス4℃。
 空は真っ青で、雲一つ無し。
 典型的な放射冷却による冷え込み。
 道路はほぼ全て凍結。
 日陰では、日中も溶けずに凍結したまま。

 風が常に吹く。
 体感温度はさらに下がる。

 乾燥がひどい。
 くちびるにひび割れ発生。
 こんなにひどいひび割れは経験無し。
 リップクリームをコンビニで購入。
 なんとか収まる。



 いいことをひとつ。
 それは、きれいな星空。

 夜はほぼ毎日晴れた。
 宿泊したボランティアの活動拠点の周りには民家も街灯も無く、外は真っ暗。
 
 一日の活動を終えて、眠るために活動拠点に戻る。
 車を駐車し、ライトを消し、真っ暗な中、車の外に出る。
 車内のランプがやがて消え、辺りが暗闇に包まれる。
 全く何も見えなくなる。
 そのまま、真上を見上げる。
 満天の星空。
 見たことが無いくらいの星の数。
 何等星まで見えるんだろう?
 都市生活をしていると、見える星の数は少ない。
 それが、歌津の星は、文字通り、空を埋め尽くしている。
 そういえば、こんな星空をプラネタリウムで見た記憶がある。
 そのプラネタリウムの名前は、メガスター。
 メガスターを見た時、自分が宇宙の中で生きていることを感じた。
 ピンと引き締まった冷気の中、星空を見ながらその時のことを思い出した。

 澄み切った空気。
 遠い星からやってきた光が何者にも遮られず地上にたどり着く。
 数え切れない、という言葉を実感する。

 ダウンジャケットの中の懐中電灯を触りつつ、星空を眺め続ける。
 人っ子一人いない、真っ暗な中。
 普段だったら心細くなって、すぐに家の中に入りたくなると思う。
 でも、黙って星を見続けた。

 私が滞在した間は、こんな感じの気候でした。


 東北の太平洋沿岸にお住まいの方々が、厳しい寒さに負けず、ご無事にこの冬を越されることを願っております。




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希ストラップを贈ったお礼にもらった絵



 今回は希ストラップを贈ったお礼にもらった絵についてです。
 

 南三陸町歌津で、自分の分以外に親しい人の分も希ストラップを購入しました。
 少しでも絆を深めたいな、と思って贈りました。
 その中のお一人から手紙をもらいました。
 つい一昨日届いたばかりです。
 中にはお礼のはがきと絵が入っていました。
 その絵が気に入ったので紹介します。

 
 その絵は、細長い和紙にいろんな色が着色されていました。
 黄色、ピンク、緑、青。
 カラフルなんだけどお互いケンカしていない。
 いろんな色や形が仲良く調和している。
 そこが気に入りました。

 また、同じ色がゆるやかにカーブを描いて縦に流れていく形は、希ストラップにも似ているように見えました。
 贈った気持ちが届いたのかな、とうれしくなったのでブログに載せました。

 以上、希ストラップを贈ったお礼にもらった絵についてでした。


絵の全体



絵の部分抜粋




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"希ストラップ"の紹介



 今回は南三陸町歌津で購入した"希ストラップ"の紹介です。
 ストラップを製作された方々にお会いした時のこと、ストラップについて思ったことを書きます。
 購入方法等の詳細は、下記のリンク先からご確認ください。
 http://minamisanriku-mall.com/reported/index.cgi?item=111225175629


 ストラップを製作されたのは、津波で被災した主婦の方々でした。
 彼女たちとはすき焼きパーティーでご一緒しました。
 元々そのパーティーは、彼女たちとボランティアが企画した、仮設住宅のクリスマス会の打ち上げでした。
 打ち上げパーティーは、クリスマス会の準備をしたボランティアの方々をねぎらう為に彼女たちが企画してくれました。
 私は飛び入りでクリスマス会に参加して少しだけお手伝いしただけでしたが、そんな仲間内のパーティーに参加させて頂きました。
 大したことをしなかったのに、私もボランティアの一人として、ただで飲んだり食べたりさせてもらいました。
 元気で明るく個性的な主婦の皆さんと一緒に鍋をつついたりしゃべったりできて、楽しいひと時を過ごせました。
 もちろん、みなさんそれぞれ苦労されていると思います。
 震災前とは生活が一変していると思います。
 その苦労を抱えつつ、前向きに進んでいこうとされていました。


 その気持ちはストラップの名前に表されています。
 希(のぞみ)。
 テレビで活躍されている、佐々木希さんと同じ読み方です。
 のぞむこと。
 ねがうこと。
 未来に視点が向かっています。
 現実を乗り越えて。
 明るい未来を想い描いて。
 いい名前だと思いました。

 
 ちなみにストラップは2種類ありました。
 前回紹介したストレートタイプと、ループタイプです。
 一番下にループタイプの写真を載せました。
 色はいろいろあったので、入手したい方は好みの色を選ぶのに迷ってしまうかも知れません。
 私が選んだときには、少なくとも、濃いブルー、淡いブルー、イエロー、濃いピンク、薄いピンク、オレンジ、濃いグリーン、薄いグリーンはありました。 



 最初は被災地で生み出されたものを買って、少しでも被災された方にお金が届くように、と思ってストラップを購入しました。
 でも、今は丁寧に作られたストラップ自体を気に入っています。
 また、携帯電話につけていると、見るたびにストラップを作られた方々の前向きな気持ちを思い出し、自分も頑張らなくちゃいけないな、と逆に励まされている気がします。


 未来をねがう"希ストラップ"。
 みなさんも購入して、身近な物に付けてみてはいかがですか?
   




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南三陸町歌津で購入した"希ストラップ"


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