FC2ブログ

誰もがやさしく微笑みあえる、その日まで

東日本大震災で被災された方々、心を痛めた方々に送ります。

千羽鶴を飾る話 その11


 今回は、千羽鶴を飾る話 その11です。
 折り鶴プロジェクトの詳細は下記のリンクをご参照ください。
 http://ameblo.jp/utatuouen/entry-11163329327.html


 夏休み中に、南三陸町歌津の仮設テント商店街で折り鶴を吊るす準備をしていた時の話です。

 その日は夏真っ盛りで、太陽が昇るとすぐに気温が上がり始めました。
 私は朝9時くらいから一人で作業を始めました。
 テント内は風通しも悪く、熱がこもっていました。
 熱中症対策で、首に濡れタオルを巻き、水分補給をこまめにし、塩飴をひたすらなめていました。
 首の濡れタオルは、一時間に一回、冷たい水道水で冷やさないと効果がありませんでした。
 
 しばらく作業を続けていると、外国の方も含む大学生が20人くらい、テントを覗きに来ました。
 建物の設計をするために南三陸町に来たとのことでした。
 その後、テントの近所に住む方の話を聞きに行っていました。 
  
 私はその様子を横目で見ながら作業を続けていましたが、彼らのうちの4人、テントに戻ってきました。
 話が終わって時間が空いたから、手伝いたいと言ってくれました。
 私一人だと一日作業になりそうだったので、手伝ってもらいました。
 2mの折り鶴を2本つないで屋外に吊るせる状態にする、という簡単な作業をしました。

 テントの中は35℃。
 みんな汗だくになりました。
 私は塩飴を配るくらいしかできませんでしたが、こころよく最後まで手伝ってくれました。
 おかげさまで、一時間ほどで作業は終了しました。 
 若い学生さんたちの優しさに助けられました。
 ありがとうございました。

 若い人達がアイディアを出し合って作った図面、見てみたかったです。
 どんな未来を描いたか興味がありました。
 完成した建物を是非見たいと思っております。





 追記
 夏休み中のことを考えて文章を書いていたら、暑かった実家を思い出しました。
 実家にはクーラーがありません。
 南側の窓はグリーンカーテンで覆われていました。
 ゴーヤとヘチマのグリーンカーテン。
 風が吹くとサワサワと葉が揺らめき涼しげでした。

 東京土産の手ぬぐいとヘチマ。


 立派に実ったヘチマ。
 この後どうするんだろう、食べられないし、と思いつつカメラをパシャリ。


 クルッと丸まったゴーヤ。
 これはゴーヤチャンプルーにして食べました。
 夏にぴったりですね。


 以上、千羽鶴を飾る話 その11でした。

スポンサーサイト



テーマ:災害ボランティア - ジャンル:福祉・ボランティア

千羽鶴を飾る話 その10


 今回は、千羽鶴を飾る話 その10です。
 折り鶴プロジェクトの詳細は下記のリンクをご参照ください。
 http://ameblo.jp/utatuouen/entry-11163329327.html

 私は、夏休み中に千羽鶴を飾る作業に参加しました。
 その時の話を紹介します。

 作業前の千羽鶴の状態です。
 遠目で見ると綺麗でした。
 千羽鶴の周りは雑草が生えていました。


 近くで見ると、折り鶴はかなり傷んでいました。
 5ヶ月ほど屋外で風雨にさらされ続けました。
 十分、長持ちしてくれました。
 交換時期でした。


 折り鶴に植物が絡まっていました。
 今回の作業では、絡まっていた植物を取り除きました。


 コンクリートの間から雑草が生えていました。
 下からだと届かない高い位置にも生えていました。
 一緒に作業した方が上からロープをたらし、そのロープにぶら下がって除去しました。


 次回は、折り鶴を飾る準備をしていた時の話を紹介します。

 以上、千羽鶴を飾る話 その10でした。


テーマ:災害ボランティア - ジャンル:福祉・ボランティア

ウタちゃん、アザラシ、星野道夫さん



 今回は、ウタちゃん、アザラシ、星野道夫さん についてです。

 先日、南三陸町歌津に行く度にお世話になっている方から手紙を受け取りました。
 手紙には、歌津復興夏祭りの写真が同封されていました。
 それと、ウタちゃんの写真も同封されていました。
 ウタちゃんは、2002年に歌津に現れたアザラシのことです。
 ウタちゃんについては何回か紹介していますが、wikiのリンクをご参照ください。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%BF%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93


 
 ウタちゃんの写真を見ていて、夏休み中のある出来事を思い出しました。
 それは、漁師さんのお宅にお邪魔した時に、星野道夫さんの本を紹介してもらったことです。
 その本には、アザラシはもちろん、クロクマ、ナヌーク(ホッキョクグマ)、オオカミ、カリブー(トナカイ)、ムース(ヘラジカ)、クジラなど、動物達が自然の中で懸命に生きる、生き生きとした姿が写真に収められていました。

 そのことを思い出し、近くの図書館で星野道夫さんの本を何冊か借りました。



 それらの本には、日々日本で暮らす中では知ることができない、素敵な世界が広がっていました。
 自然の厳しさ、美しさ・・・青白い月が照らす険しい雪山、満天の星空と中天から降り注ぐオーロラ、短い秋に実る色鮮やかなブルーベリーとクランベリー。
 動物達の力強さ、優しさ・・・ムースの長く太く広がった角、クジラのブリーチングと呼ばれる大きなジャンプ、ホッキョクグマのつがいが寄り添う姿。
 写真からは、被写体に対する星野さんの愛情が伝わってきました。 
 とてもアラスカのことが好きだったんだな、と感じました。
 文章もとても素敵でした。
 星野さんの気持ちがストレートに伝わる文章でした。



 星野道夫さんは、アラスカに長期間滞在された(住まれたという方が正しいかも知れません)写真家です。
 事故により、もう亡くなられていますが、アラスカで多くの動物や風景を撮影されました。
 詳細は、星野道夫さんのホームページ、wikiへのリンクをご参照ください。
 http://www.michio-hoshino.com/
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E9%87%8E%E9%81%93%E5%A4%AB


 以上、ウタちゃん、アザラシ、星野道夫さん についてでした。

テーマ:災害ボランティア - ジャンル:福祉・ボランティア

川内倫子さんの写真集『光と影 Light and Shadow』


 今回は、川内倫子さんの写真集『光と影 Light and Shadow』 についてです。

 私は以前ブログで、この写真集を紹介しました。
 http://norikfc2.blog.fc2.com/blog-entry-207.html 
 先日、東京都写真美術館の書店で写真集を購入しました。

 川内さんは、2011年4月に被災地を訪れ、写真を撮影されました。
 その時の写真から、写真集『光と影 Light and Shadow』が生まれたそうです。
 写真集の詳細は川内さんのホームページに書いてありましたので、そちらをご覧ください。 
 http://www.rinkokawauchi.com/main/Light_and_Shadow_jp.html
 なお、経費を引いた売上の全額を被災地の復興支援のために寄付する、とのことです。

 写真集の表紙には、上空を舞う黒と白のつがいの鳩2羽。
 いつまでも同じ場所を何度も行ったり来たりしていたそうです。
 津波が来るまで暮らしていたであろう場所の上を。

 写真集を見て印象的だったことを一つ。
 それは何があっても鳩たちは生き続けようとしていたこと。
 鳩たちは哀愁を漂わせてガレキの間を歩いていました。
 それでも、鳩たちはガレキの上を力強く飛んでいました。
 多分、悲しみを振り切ってどこか違う場所で2羽で暮らし始めたことでしょう。

 川内さんはこの2羽を、二つの異なる性質を持つものの象徴ととらえられていました。
 白と黒。
 光と影。
 始まりと終わり。
 そして、創造と破壊。

 この2羽は今でも必死に生きていることでしょう。
 生き物は生きることに必死です。
 日々、生き残ることに必死です。
 たとえ何が起きても、生き伸びようと必死です。
 雑草のたくましさにはいつも驚かされます。
 ヒトも頑張らなくちゃいけない。
 新しい街を創るために。
 たとえ、物事には始まりと終わりがあることを知っていたとしても。



 以上、川内倫子さんの写真集『光と影 Light and Shadow』 についてでした。


テーマ:災害ボランティア - ジャンル:福祉・ボランティア

南三陸町歌津 伊里前福幸商店街のフラッグ


 今回は、南三陸町歌津 伊里前福幸商店街のフラッグ についてです。

 現在商店街では、Jリーグやプロ野球などの応援フラッグがはためいています。
 商店街を始めた当初は、大漁旗を飾っていたそうです。
 でも、漁師さんに大漁旗を返さなくてはいけなくなりました。
 大漁旗の代わりになる目立つ旗を募集したところ、応援メッセージの入ったフラッグが続々届いたそうです。

 フラッグの由来は、商店街のボランティアさんのホームページに書いてありました。
 http://studio-elephant.com/minamisanriku/?item=120624194045 

 応援フラッグに関しては、商店街のホームページで随時報告されています。
 http://minamisanriku-mall.com/reported/index.cgi?item=120915102957

 今でも日本全国の色んなスポーツチームの応援フラッグが届いているそうです。
 私は歌津滞在中に、西武ライオンズの応援フラッグを竹ざおにくくりつける作業をしました。

 応援フラッグはクラブから直接贈られる場合もあれば、クラブを支えるサポーターから贈られる場合もあるようです。
 そして、多くの応援フラッグには、寄せ書きが書かれていました。

 今回の写真は拡大してメッセージが読めるように、画像を縮小しないで載せました。
 画像をクリックしてもらうと拡大できます。
 メッセージも読んで頂けると幸いです。


 遠くから商店街を見て、フラッグが風に勢いよくはためいているのが見えました。
 応援フラッグは長い竹ざおにくくりつけていました。


 J2の松本山雅FCの応援フラッグです。
 フラッグの緑と、周りの木々の緑が合っています。


 J1のセレッソ大阪の応援フラッグです。
 セレッソのチームカラーはピンク。
 セレッソは、若手が勢いよく成長して巣立つ、育成に優れたチームです。
 香川選手や清武選手は今躍動していますね。


 J2の東京ヴェルディの応援フラッグです。
 チームカラーが緑と言えば、私はヴェルディを真っ先に思い出します。
 早くJ1に戻ってきて欲しいです。


 J2のジェフ千葉の応援フラッグです。
 オシム監督の頃の躍動感があるサッカーが好きでした。
 ジェフにも早くJ1に戻ってきて欲しいです。 


 J1の横浜Fマリノスの応援フラッグです。
 青白赤のトリコロールは青空に映えますね。 


 商店街の中にある観光案内所には、ベガルタ仙台レディースの選手のサイン入り応援フラッグが飾られていました。
 男子は今年も上位に食い込んでいますね。
 優勝して、地元宮城を元気にして欲しいです。


 鹿島アントラーズの選手のサイン入りユニフォームも飾られていました。
 アントラーズのホームスタジアムも震災で被災しました。
 今期は調子はいま一つですが、全盛期の勢いを取り戻して欲しいです。


 浦和レッズの選手のサイン入り応援フラッグも飾られていました。
 日付を見ると、私が歌津に行く直前に届いたようです。



 夕暮れ時、午後6時頃、商店街に戻りました。
 昼、フラッグをはためかせていた海風は弱まり、穏やかになっていました。
 そして、裏山からはヒグラシの鳴き声。
 子供の頃に送った、夏休みの日々を思い出しました。
 懐かしい気持ちで動画を撮りました。
 [広告] VPS




 以上、南三陸町歌津 伊里前福幸商店街のフラッグ についてでした。

テーマ:災害ボランティア - ジャンル:福祉・ボランティア

次のページ