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誰もがやさしく微笑みあえる、その日まで

東日本大震災で被災された方々、心を痛めた方々に送ります。

仙台にて その4


 今回は、仙台にて その4 です。

 私は昨年末に仙台市宮城野区蒲生地区を歩きました。
 仙台港近くの、海沿いの地区です。
 ちょうど一年前にも、同じ場所を歩きました。
 今回は、一年前と変わったところを見てみたいと思い、行きました。
 以前の様子は、以下の記事をご覧ください。
 http://norikfc2.blog.fc2.com/blog-entry-148.html
 http://norikfc2.blog.fc2.com/blog-entry-151.html
 http://norikfc2.blog.fc2.com/blog-entry-153.html


 仙台市宮城野区蒲生地区の地図です。



 蒲生地区にある、海岸公園の看板です。
 一年前と同じく、へこんだままでした。


 人影が少なく、カラスが多く集まっていました。


 貞山掘は凍りついていました。
 一年前と変わらない風景でした。
 時間も凍りついたままでした。


 整地する重機が二台、向かい合っていました。
 どういう形か分かりませんが、新しい形に変化しつつあるようです。


 軽く積もった雪に、鳥の足跡が点々と・・・。
 野生の生き物は、のびのびと自由に生きているようです。


 建物には、”鍋沼揚水機場”の文字。
 農業用水を供給する施設のようです。
 再び農作物を作るためには、揚水機場を再建しなくてはいけないと思われます。


 蒲生地区を歩き回っていると、新しい、小さな社がありました。


 社の近くにあった石碑には、”山の神”と、”平成二十三年三月十一日”の文字。
 東日本大震災発生の日付。
 震災を忘れないように、という思いが込められているように感じました。


 津波に流されずに残った木々と、新しく造られた社と石碑。
 小さな変化でもうれしく思いました。



 以上、仙台にて その4 でした。

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以前、泊めてもらったお宅の話 その4



 今回は、以前、南三陸町歌津で泊めてもらったお宅の話 その4です。
 これまでの話は、下記のリンクをご参照ください。
 http://norikfc2.blog.fc2.com/blog-entry-167.html
 http://norikfc2.blog.fc2.com/blog-entry-197.html
 http://norikfc2.blog.fc2.com/blog-entry-204.html
 http://norikfc2.blog.fc2.com/blog-entry-242.html


 年始にお邪魔した時に、まきストーブを見せてもらいました。
 私は、まきストーブになじみがなかったので、まきを燃やしているところを見せて欲しいとお願いしました。

 そのお宅で使っていたまきストーブはとてもシンプルで、炎を眺めるガラス板が無いタイプでした。
 近くの雑木林から拾ってきた小枝を燃やしているところを撮りました。


 木をくべているわずかな間だけ、炎のゆらめきを楽しめました。
 寒い室内で、少しずつ火が大きくなっていく様子は、視覚的にも、体感的にも暖かいものでした。
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 次の日に、時間があったので、まきストーブの燃料になる木を集める手伝いをしました。
 ”柴刈り”をしました。
 一日中、雑木林は日陰になっていました。
 雑木林の中に落ちている木は凍っていました。 
 幹の太さ1cmくらいの小枝から、太さ10cmくらいの大きな木まで、燃料になりそうな木を集めました。
 そして、集めた木を日向に移動して乾燥させました。
 すぐに燃やせるようにする為です。

 木を拾っていると、木を燃料にすれば、ストーブの燃料代は全くかからないんだな、と気付きました(当たり前ですね)。
 すると、木がお金に見えてきました。
 そうなると俄然、やる気が出てきました。
 現金なものですね。
 でも、”柴刈り”は、人間にとってだけじゃなく、林にとっても良い効果があるそうです。
 林の中の枯れ木を集めることで、林が元気になる効果があるそうです。
 落ち枝を取り除くことで、腐植を防止でき、新しい木の発芽を助けることができるそうです。

 ”柴刈り”は、燃料費が浮くし、雑木林も元気になるので、一石二鳥だと思えました。



 天気予報を見ると、東北地方はまだまだ寒い日が続いているようです。
 それでも、暖かい春が近いはずです。
 東北の皆さんの心も体も暖まる季節が早く来るように願っております。
 ゴールデンウィークにまた東北に行く予定なので、その時を楽しみにしております。


 以上、以前泊めてもらったお宅の話 その4でした。

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南三陸町戸倉地区について


 今回は、南三陸町戸倉地区についてです。

 先週日曜日、2/17に、NHK総合テレビで、南三陸町戸倉について放送されました。
 証言記録・東日本大震災 第14回「宮城県南三陸町」~高台の学校を襲った津波~という題名でした。
 高台の学校とは、戸倉中のことです。
 登場された方々の一つひとつの証言が心に染みました。
 津波から生還された、戸倉中の先生の証言。
 津波に襲われる中で、避難する人たちを助けた生徒の証言。
 中でも、ある生徒の言葉が印象的でした。
 それは、「漁業が盛んで、田んぼもある、自分たちの知っている戸倉を取り戻したい」という言葉でした。
 番組の概要は、下記のリンクをご参照ください。
 http://www9.nhk.or.jp/311shogen/link/program1.html

 戸倉中の所在地です。
 志津川湾の一番奥に位置しています。
 津波が高くなりやすい地形だったのかもしれません。
 


 私は、今年の年始に、戸倉中のそばにある、”さわやか公園”に行きました。
 そこにはモアイ像がありました。
 南三陸町には、何箇所かモアイ像があります。

 次のホームページでは、震災前の被害を受けていないモアイ像の姿が見ることができます。
 http://www14.atpages.jp/ruisiyouki/outiyo013w82.htm


 ”さわやか公園”にあった、志津川とモアイ像の関係に関する説明文です。


 モアイ像 その1です。
 右上の高台に、戸倉中があります。
 写真の通り、戸倉中は坂の上にあります。
 自分で撮ったこの写真と、番組で知った事実をうまくリンクさせることができませんでした。


 モアイ像のお腹が壊れていました。


 モアイ像 その2です。


 こちらの像の方が損傷はひどかったです。
 でも、像を探し出して、修理してくれた方がいるからこそ、こうして立っているんですね。


 ”さわやか公園”から見た、志津川湾の様子です。
 風がほとんど無く、海は穏やかでした。



 以上、南三陸町戸倉地区についてでした。

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南三陸町歌津 伊里前三嶋神社の狛犬 その2


 今回は、南三陸町歌津 伊里前三嶋神社の狛犬 その2です。

 2012年6月に、私は三嶋神社の狛犬を紹介しました。
 http://norikfc2.blog.fc2.com/blog-entry-188.html

 また、2012年12月にも、その狛犬との再会を楽しみにしていることを書きました。
 http://norikfc2.blog.fc2.com/blog-entry-259.html

 以前は、神社の階段を登り、鳥居をくぐり、境内の入り口に着くと、両側にチョコンと狛犬が二匹座っていました。
 狛犬の丸々とした、愛嬌のある顔を見ると、フッと心がなごみました。
 また会えることを楽しみにしていました・・・。



 今年の年始に三嶋神社に行きました。
 当然、狛犬二匹に会えると思っていました。
 でも、残念ながら会えませんでした。
 前にいた場所から、いなくなっていました。
 神社の周りを探しましたが、見つかりませんでした・・・。

 三嶋神社の入り口です。
 鳥居には、しめ縄が飾られていました。


 会いたかった狛犬はいませんでしたが、その代わりに、別の犬の人形を見つけました。
 なぜか、「ボクを拾ってください!」というメッセージ付きで。


 会いたかった狛犬と顔は似ているけど、顔がちょっと大人びていました。


 もう一匹いたので、写真を撮りました。
 やっぱり、「ボクを拾ってください!」というメッセージ付き。


 この犬も、会いたかった狛犬とは、ちょっと雰囲気が違っていました。 


 会いたかった狛犬は、どこかに引き取られたのだと思っています。
 本来いるべき場所に戻ったと思っています。
 多分、どこかで元気に愛嬌を振りまいていることと思います。

 時間がたつと、気が付かないうちに、少しずつ変化が生まれているようです。
 注意してよく見ていないと、気付かない変化が生まれているようです。
 少しずつ笑顔が増えるような、いい方向に変化していけばいいな、と思っています。

 
 以上、南三陸町歌津 伊里前三嶋神社の狛犬 その2でした。

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宇佐美圭司さんが亡くなられたことについて


 今回は、宇佐美圭司さんが亡くなられたことについてです。

 以前、このブログで宇佐美さんの展覧会について紹介しました。
 http://norikfc2.blog.fc2.com/blog-entry-177.html
 http://norikfc2.blog.fc2.com/blog-entry-178.html

 制動(ブレーキ)・大洪水展という名前の展覧会でした。
 私は、東日本大震災に関連付けてその展覧会を見に行きました。
 大洪水をモチーフにした作品群が展示されていました。
 作品からは、人が生きるときに発する、渦巻くエネルギーを感じました。
 震災とは異なるものを表現しようとされているように感じました。

 展覧会で印象的だったのは、宇佐美さんが絵を制作している様子を収めたビデオ映像でした。
 がんと闘病しながら、制作を続けられている様子が印象的でした。
 体調不良でキャンバスの前に立てなかったり。
 キャンバスの前に立てても、休みながら、少しずつしか描けなかったり。
 でも、どんな時でもキャンバスの前では目が生きていました。
 作品と向き合われていました。
 死を前にしても、淡々と作品と対話されていました。
 その姿を見て、私もこんな風に生きられたらいいな、と思いました。

 宇佐美圭司さんは、昨年10月19日に亡くなられました。
 遅ればせながら、つつしんでお悔やみ申し上げます。
 
 ◆宇佐美さんが亡くなられたことに関するページ
  ・福井新聞 : http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/37591.html
  ・西谷修-さんのブログ : http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/p/gsl/2012/12/post_170.html
  ・長沢 秀之さんのウェブサイト : http://nagasawahideyuki.net/204

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