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誰もがやさしく微笑みあえる、その日まで

東日本大震災で被災された方々、心を痛めた方々に送ります。

君に会いに行くよ


 今回は、ゴールデンウィークに南三陸町に行く話です。

 最近、これまでに南三陸町で撮った写真を見直しました。
 懐かしくなったり、寂しくなったりしました。
 少しずつだけど、いろんなことが変わっていることに気付きました。
 
 これまでに、このブログで紹介した写真を集めました。


 目つきは悪いけど、とても人懐こかった猫たち。
 震災直後、宿泊施設が無かった頃に泊めて頂いたお宅に住んでいました。
 猫たちはその家を出て行って、もう会えません。
 どこかで元気に暮らしていることを願うのみです。

 舘下橋のモアイ像。
 国道398号線を登米市から南三陸町に向かうと、志津川に入る直前に出会えます。
 いつでも、どんな時でもニッコリ微笑んでいます。
 南三陸町を訪れる全ての人たちに向けて。 

 南三陸町の海沿いで会えるウミネコ。
 初めて見た時は、鋭いくちばしときつい目つきに気おされました。
 でも、南三陸町に何回か行くうちに、ウミネコたちは人間とうまく共存していることを知りました。
 今では会えることを楽しみにしています。

 歌津の三嶋神社にいた犬の人形。
 愛嬌のある、とぼけた顔が気に入っていました。
 残念ながら、今年の年始に神社で会えませんでした。
 また、どこかで会えるといいなと思っています。
 
 一年間、飾り続けられてきた折り鶴たち。
 吹きざらしの屋外で、一年間無事に維持できました。
 多くの方々のご協力のおかげです。
 折り鶴プロジェクトに参加した一員として、感謝しております。
 ありがとうございました。 

 そして、ボランティア仲間のみんな。
 最初は細い縁でした。
 でも、南三陸町に行く度に皆さんに会えました。
 会うたびに、会うことが楽しみになりました。
 今回も皆さんと会える事を楽しみにしております。



 私は、来週、南三陸町に行きます。
 千羽鶴の取り外し作業と、漁師さんの仕事の手伝いをする予定です。

 今週は南三陸町に行く準備をします。
 次回のブログの更新は、5/7(火)を予定しています。

 それでは、行ってきます。




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千羽鶴を飾る話 その17


 今回は、千羽鶴を飾る話 その17です。
 このゴールデンウィーク中に、千羽鶴を取り外すことを紹介します。


◆折り鶴プロジェクトについて 
 現在、南三陸町歌津伊里前地区では、千羽鶴が屋外に展示されています。
 詳細は下記のリンクをご参照ください。
 http://ameblo.jp/utatuouen/entry-11163329327.html

◆折り鶴の展示場所
 展示場所は、国道45号線沿いで、旧歌津郵便局の近くです。
 以下の地図の中央付近です。
 


 震災後1年経過した2012年3月から2013年4月現在まで、千羽鶴が飾り続けられてきました。
 その間、私は、千羽鶴を飾る作業に参加しました。

 このゴールデンウィーク中に、千羽鶴を取り外すことになりました。
 和尚さんを呼んで、取り外した千羽鶴のお焚き上げをしてもらう予定になっています。
 お焚き上げをして、多くの方々の思いが込められた千羽鶴に感謝し、復興を祈念します。
 詳細な日程は確認中ですが、私も取り外し作業に参加する予定です。


 取り外すことになった詳細な経緯は分かりません。
 残念な気持ちもありますが、千羽鶴に関わった多くの方々に感謝しております。 

 千羽鶴を見に来て頂いた方々に感謝します。
 被災された方々を忘れていない気持ちに共感して、見に来てくださったと思います。
 ありがとうございました。

 千羽鶴を折って頂いた方々に感謝します。
 千羽鶴は、日本全国の学校やボランティア団体から送られてきました。
 私は折り鶴に書かれたメッセージを読み、共感しながら取り付け作業をしました。
 ありがとうございました。

 一緒に千羽鶴の取り付け作業をして頂いた方々に感謝します。
 気温が30℃を超え、強い日差しが照りつける真夏にも作業をしました。
 気温が氷点下近く、強風が吹く真冬にも作業をしました。
 それでも、皆さんと一緒に作業できたことは楽しい思い出です。
 ありがとうございました。

 そして、この折り鶴プロジェクトを発案された方々に感謝します。
 このプロジェクトがあったから、歌津に来る目的がハッキリしていました。
 多くの方々に折って頂いた千羽鶴を綺麗に飾り続けたいと思い続けることができました。
 それに、このプロジェクトがあったからこそ、多くの方々と出会えたし、再会できました。
 本当にありがとうございました。









 以上、千羽鶴を飾る話 その17でした。


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全日空さんの復興支援活動


 今回は、全日空さんの復興支援活動 についてです。


 全日空(ANA)さんは、震災直後から南三陸町で復興支援活動を継続されています。
 その活動の一部を紹介します。
 詳細は、以下のホームページをご覧ください。
 http://www.anahd.co.jp/csr/pickup/pickup_heart.html

◆”平成の森”におけるお風呂の提供
 ・”平成の森”は震災直後に避難所になりました。
 ・全日空さんは、2011年4月28日から2011年6月30日まで、被災された方々にお風呂を提供されました。
 ・「ANAこころの湯」と名づけられました。
 
 平成の森は、総合スポーツ・宿泊施設です。
 詳細は、平成の森のホームページをご参照ください。
 http://taihei-sendai.com/index.html


◆南三陸町における森づくり
 ・2012年7月から、木々の間伐などの森づくり活動をされているそうです。
 ・ボランティアで参加された全日空社員の方々と、地元の方々が協力して取り組まれているそうです。
 ・「ANAこころの森」と名付けられたそうです。
 ・2013年3月の国際線・国内線で、「ANAこころの森」の間伐材を使ったグッズを機内販売されたそうです。


◆がれきアート「旅するクジラ」に協賛
 ・華道家の前野博紀さんのがれきアート「旅するクジラ」が南三陸町に寄贈されました。
 ・全日空さんと関わりが深い南三陸町への寄贈ということで、協賛されたそうです。
 ・2013年3月6日に、「旅するクジラ」の寄贈式が開催されたそうです。


 全日空さんの活動を拝見して、二つの点で勇気付けられました。
 ・多くの社員の方々がボランティアとして継続して南三陸町に来られていること。
 ・会社が社員のボランティア活動を認め、支援されていること。
 これからも、全日空さんの活動に注目します。


 以上、全日空さんの復興支援活動 についてでした。




 追記
 
 私は、今年の年初に、”平成の森”に宿泊しました。
 その時の様子を紹介します。

 全日空さんから寄贈された航空機(ボーイング777-300ER)のシートが、以前と変わらず展示されていました。



 全日空の方々と地元の方々が写った写真が飾られていました。



 全日空さんから贈られた千羽鶴が飾られていました。
 外国の方々からのメッセージが添えられていました。



We honestly hope that these 1000 cranes bring you all the luck, hope and health and peace.
We are thinking of you during this difficult time and wishing for everything to get better. 



Dear People of Japan,
I hope and pray that you can recover quickly and get back to normal life.
Best Wishes,



All the best wishes from Germany,
Japan and its people are in our thoughts at this difficult time.
We trust that you have the strength and optimism to rebuild your beautiful country.




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気仙沼市本吉町 小泉海岸


 今回は、気仙沼市本吉町 小泉海岸についてです。

 
 私は、今年の年始に小泉海岸に行きました。
 小泉海岸は、気仙沼市の南端に位置し、津谷川の河口の近くにあります。


 小泉海岸は、松林の前に白い砂浜が広がる遠浅の海岸です。
 「白砂青松100選」に選ばれていました。
 震災前は、長さ約1.5kmのクロマツ林があったそうです。
 ほぼ直線で全長1000m汀幅100mの砂浜が広がる、海水浴場があったそうです。
 環境庁選定の「快水浴場百選」に選ばれていたとのことです。
 東北でも有数のサーフスポットだったそうです。
 詳細は、以下のホームページをご覧ください。
 http://www.jalan.net/kankou/040000/040800/spt_04603ab2050141924/
 http://www.pinerescue.jp/sansaku_guide/15.html
 https://www2.env.go.jp/water-pub/mizu-site/suiyoku2006/data/index.asp?info=9

 震災前の様子は、こちらのブログをご覧ください。
 http://beachmollu.exblog.jp/14430835/




 私は、朝7時に小泉海岸に着きました。
 海から100mほど離れた所に車を停め、車を降りました。
 海を見ると、視野全体に海岸線が広がっていました。

 私は、海に向かって歩きました。
 小雪がちらつき、冷たい風が吹いていました。
 太陽は雲に隠れていました。
 コンクリートの人工物が、ポツンポツンと砂浜に埋まっていました。
 足元に注意しながら、ゆっくり歩きました。  

 海はとても穏やかでした。
 その場でしばらく、波の音を聴き、水平線を眺めました。
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 津谷川の河口の方を見ると、弓なり状に砂浜が広がっていました。
 砂浜にはうっすらと雪が積もっていました。
 昔はもっと奇麗な砂浜だったんだろうな、と思いつつ眺めました。



 海岸に近い海の中に、かなり大きなコンクリートの人工物が取り残されていました。
 大きすぎて、撤去できずに取り残されているように見えました。  



 同様に、あちらこちらに、少しだけ海面から震災ガレキが顔を出していました。 



 松林の一部が、少しだけ残っていました。
 残念ながら、その一部は枯れていました。 
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 海岸の大部分は、大小、色んな形の石に覆われていました。
 所々に、雑草が生えていました。


 
 様々な方々の力で、サーフィンはできる状態になっているようです。
 現在、海水浴できるかどうかは不明です。
 ただ、安心して海水浴できる状態に戻すことは、とても大変だと思います。
 海岸や海中にある石や土を砂に入れ替える必要があります。
 自治体や国の力が必要かも知れません。

 松林や砂浜を震災前の状態に戻すには、時間がかかるかも知れません。
 それでも、少しずつでも「白砂青松」と言える状態に戻ることを願っております。


 以上、気仙沼市本吉町 小泉海岸についてでした。
 

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震災廃棄物の処理について


 今回は、震災廃棄物の処理についてです。

 
 宮城県気仙沼市にある、陸前小泉駅の近くを歩いていた時の話です。
 周りの風景を見ていると、大きな工場のようなものが目に入りました。
 気になったので、見に行きました。
 とても大きなゴミ焼却施設がありました。
 見たことがない規模でした。
 その施設は広大な敷地の中心に、城郭のようにそびえ立っていました。


 焼却施設の周りには、重機が十数台並んでいました。
 休日だったため、敷地内には人が誰もおらず、シンとして静かでした。


 焼却施設の入り口に、立て看板がありました。
「気仙沼通信」という名前の記事が貼られていました。 
 発行人は、「大成・安藤ハザマ・五洋・東急・西武・深松・丸か・小野良・阿部伊 特定業務共同企業体」でした。
 その記事には、災害廃棄物処理業務、スケジュール、焼却施設、周辺環境への配慮、が記載されていました。  


 焼却施設は、図解付きで説明されていました。
「ストーカ炉は、炭を完全に焼き尽くして灰にする能力が高いため、主に木くずを焼却します。
ロータリーキルン炉は、廃プラや泥等の流動性のある廃棄物を安定焼却できるため、混合廃棄物を焼却します。」
と、説明されていました。


 気仙沼地区の災害廃棄物処理業務については、下記のホームページに詳細な情報が書いてありました。
 http://kesennuma-block.com/index.html

 以下は、その抜粋です。

◆業務範囲
 ・一次仮置き場に集積されている災害廃棄物の一部を階上地区と小泉地区の二次仮置き場へ運搬移動。
 ・これを選別、破砕、焼却などの中間処理を経たうえで、再生資源化や最終処分を行う。
◆処理能力
 ・小泉地区の一日の焼却処理能力は300トン。
◆スケジュール
 ・平成24年7月から着手し、平成25年度中に廃棄物処理と二次仮置き場の原状復旧を完了する予定。




 現在の震災ガレキの処理状況が気になったので、宮城県の状況を調べました。
 宮城県震災廃棄物対策課のホームページに詳細が記載されていました。
 http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/shinsaihaitai/

 概要は次のpdfファイルにまとめられていました。
 http://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/203191.pdf
 
 気になった点を要約します。

◆宮城県内の災害廃棄物処理の概要
 ・気仙沼市,南三陸町,石巻市,仙台市,名取市,岩沼市,亘理町,山元町に二次仮置場を建設
 ・災害廃棄物の分別・破砕・焼却等の中間処理を行い,リサイクルや最終処分を行う。
 ・平成26年3月までに終了予定
◆災害廃棄物の処理進捗状況(平成25年1月末時点) 
 ・ほぼ計画通り
◆廃棄物処理契約額
 ・気仙沼地区全体で、484億円
 ・宮城県全体で、3645億円

ちなみに、国の震災復興予算の内の、災害廃棄物処理事業費は3442億円でした。
http://www.reconstruction.go.jp/topics/%E3%80%90set%E7%89%88%E3%80%91%E5%85%AC%E8%A1%A8%E8%B3%87%E6%96%99.pdf



※以下は、私の所感です。
 震災ガレキの処理は、順調に進んでいるように感じました。
 去年の夏頃までは、一時仮置き場に震災ガレキが積んである風景をずっと見てきました。
 それが、今年の年初には、一時仮置き場からガレキが無くなりました。
 二次仮置き場に移動したためです。
 そして、二次仮置き場のガレキも来年3月までには無くなる見込みです。
 震災から3年立つ頃には、ガレキを見ずにすみそうです。
 被災地の復興が遅々として進まない中、災害廃棄物処理は、スムーズに進んでいるようです。

 復興事業の進む速さは、国の予算の影響を強く受けます。
 国の財政状況が厳しいことは理解しています。
 震災復興事業には、莫大なお金が必要なことも理解しています。
 それでも、高台移転や、安全な地区への移住を可能にする、住宅関連予算を重点的に増やして欲しいと思っています。
 そうしなければ、被災された方々が穏やかな日常を取り戻される日がどんどん遅れてしまうから。
 来年度以降の復興関連予算の総額とその内訳を、継続的に注視しようと思っています。



 以上、震災廃棄物の処理についてでした。


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