FC2ブログ

誰もがやさしく微笑みあえる、その日まで

東日本大震災で被災された方々、心を痛めた方々に送ります。

私の送別会 その3


 前回に引き続き、今回も私の送別会について書きます。
 私事ですが、この春、現在勤めている会社を退社して、東北で震災復興の仕事をすることになりました。
 突然の退社にもかかわらず、多くの方々が応援する気持ちを伝えてくれました。



 5年前まで私が所属していた部署の方々が、送別会を開いてくれました。
 送別会の前に、私は以下の文章をメールで送りました。

『この度は、私の送別会に参加して頂きありがとうございます。
 皆様に一つお願いがあります。
 「もし自分が東北の為に仕事をするなら、何をやるべきか?」を考えて頂ければ幸いです。
 そして、送別会の時に、その考えを教えて欲しいです。
 皆様のメッセージが、私にとって最高のエールになります。
 すみませんが、よろしくお願いします。』

 「東北の為に何をやるべきか?」という質問に対して、職場の同僚が話してくれた内容は大別すると5つに分かれます。
◆その1:観光について
 ・観光資源を生かす。豪雪地帯は世界的に見ても稀。冬の祭りもアピールした方がいい。
 ・外国語で情報発信する。英語、中国語。今は安く翻訳してもらえる。翻訳の品質と値段のバランスも取れる。
 ・地元の文化に触れる機会を作る。おじいさん、おばあさんが受け継いでいる生活に触れる。
 ・旅行に行きたくなる魅力あるコンテンツを作る。例えば、電者好きなお子さんは、新幹線に乗って大満足だった。

◆その2:産業について
 ・地熱発電を立ち上げる。モデルケースにする。
 ・自然エネルギーを開発する。
 ・海産物をもっとPRする。
 ・地域経済をうまくまわす。
 ・付加価値の高い養殖を行う。マグロの養殖のような。

◆その3:街作りについて
 ・女性が働きやすい環境を作る。学童、幼児保育の充実。
 ・若い人のカルチャー作り、大事にする。サーファーには東北の波は最高・・・だった。原発事故前までは。
 ・結婚してコミュニティを作る。街を持続的に復興させるためには必要。
 ・地元に戻りたい人の受け皿を作る。一度外に出るのは、地元の良さを知るためにはいいこと。
 ・近所付き合いを大事にする。近所付き合いは田舎の良さ。

◆その4:震災を伝えることについて
 ・震災遺構を残す。人間は忘れる生き物。残っていれば後々伝わる。
 ・被災地の情報を積極的に発信する。
 ・震災の時に起きた事を子供に伝える機会を設ける(お子さんに震災のことを伝えたいという先輩の言葉より)。

◆その5:仕事に対する取り組み方について
 ・話を聞く。聞くを9割、話すを1割。
 ・仲間を作る。
 ・自分がやりたいこと、やれることが重なる部分に注力する。
 ・被災した方にしか分からないことがある。それをわきまえること。

 貴重なご意見、ありがとうございました。



 最後に、今後の話について。
 「縁」を大事にして、震災復興に取り組みます。

 会社を辞める際に、退職の挨拶をメールで送りました。
 何人かの方々から返信をもらいました。
 その中で、故郷が被災地の近くにある方が何人かおられました。
 また、友達や親戚、祖父母が被災された方もおられました。
 岩手県の山田町や釜石市、宮城県の仙台市や石巻市、福島県南相馬市の名前が出てきました。
 私は東北から離れた所で仕事をしてきました。
 それでも、同じ職場の同僚の十人に一人は、友人や近親者が被災していました。
 そうした方々から「東北の為に何かをしたい」という言葉をもらいました。
 「縁」はつながっています。
 そうした方々の気持ちを受け継ぎたいと思います。
 また、そうした方々の中には、私に新しい「縁」を与えてもいい、という方もおられます。
 そういう一つひとつの「縁」を大事にしたいと思います。 
 


 送別会の時に頂いた花です。






 以上、私の送別会についてでした。




スポンサーサイト



テーマ:災害ボランティア - ジャンル:福祉・ボランティア

私の送別会 その2


 前回に引き続き、今回も私の送別会について書きます。
 私事ですが、この春、現在勤めている会社を退社して、東北で震災復興の仕事をすることになりました。
 突然の退社にもかかわらず、多くの方々が応援する気持ちを伝えてくれました。



 退職直前に私が所属していた部署の方々が、送別会を開いてくれました。
 送別会の前に、私は以下の文章をメールで送りました。

『この度は、私の送別会に参加して頂きありがとうございます。
 皆様に一つお願いがあります。
 「もし自分が東北の為に仕事をするなら、何をやるべきか?」を考えて頂ければ幸いです。
 そして、送別会の時に、その考えを教えて欲しいです。
 皆様のメッセージが、私にとって最高のエールになります。
 すみませんが、よろしくお願いします。』

 「東北の為に何をやるべきか?」という質問に対して、職場の同僚が話してくれた内容は大別すると5つに分かれます。
◆その1:観光について
 ・魅力を伝え切る。例えば、遠野は妖怪の総本山。魅力が伝わっていない。魅力があれば旅行したくなる。
 ・人を引き付けるイベントを開く。マラソン、アイドル、芸術祭など。
 ・SNS、インターネット、くちこみを使って興味を持ってもらう。
 ・家族で行くことができて、ワイワイ楽しめる場所を作る。
 ・地元の人が気付かない魅力を掘り起こす。東北は住みやすいところ。
 ・自然を売りにする。温泉など。

◆その2:産業について
 ・エネルギー産業を誘致する。風力、地熱、化石燃料。
 ・魅力的な働く場所を作る。現状は無い。
 ・「里山資本主義」を参考にする。オーストリアが成功例。
 ・強みを作り、特化する。
 ・ネットを使った仕事を作る。条件は世界共通。内々で元気になって、地域から世界に情報発信する。
 ・高齢化社会の先進地として、医療で先進モデルを作る。

◆その3:街作りについて
 ・人が住む地域は集中させる。効率的な地域コミュニティを作る。
 ・子供を増やす。人口は国力。
 ・帰りたい人が帰りやすい環境を作る。
 ・人づくりを大事にする。子供に未来を与えられるように。
 ・都会の受け皿になる。田舎暮らしを、楽しんで暮らせる選択肢の一つにする。

◆その4:震災を伝えることについて
 ・被災された方々の講演会を増やす。生の声を聞く機会を増やす。
 ・多くの生の声を聞くことができるようにする。経験したこと、置かれている状況は、百人百様だから。
 ・被災された方々の情報を発信する。直接聞くと何か感じる。何かが動く。思いと波動は伝わる。

◆その5:仕事に対する取り組み方について
 ・独自性を明確にする。住む人がハッピーならそれでOK。
 ・リーダーを生み出す。トップが引っ張る雰囲気作りが必要。
 ・今できる強みを見極める。
 ・仕組みを作る。一人でやるではダメ。
 ・社会が変わることをポジティブに受け止める。現状維持にこだわる必要なし。
 ・国に頼らない。東京に頼るな。独立してやっていけるように。
 ・震災をプラスにする。逆転の発想が必要。


 いろんな意見を伝えてもらいました。
 その中で気になったことを一つ。
 それは「熱さ」です。
 みんな、東北のことを真剣に考えてくれました。
 みんな、熱く語ってくれました。
 真剣なまなざしで自分の考えを説明してくれました。
 私もメモを取りながら、熱く語ってくれる相手の目を見て、そのメッセージを受け取りました。
 一つひとつの言葉が、私へのエールのように感じました。
 私自身も高揚感を感じました。
 
 急に退社するにもかかわらず、快く送り出してくれた職場の同僚に感謝しております。
 本当にありがとうございました。 


 送別会の時に頂いた花です。





 以上、私の送別会についてでした。




 追記
 次回も、私の送別会について書きます。
 東北の為に何をすればいいか、多くの方々に伺ったので、その話を書きます。




テーマ:災害ボランティア - ジャンル:福祉・ボランティア

私の送別会 その1


 今回は、私の送別会について書きます。
 私事ですが、この春、現在勤めている会社を退社して、東北で震災復興の仕事をすることになりました。
 突然の退社にもかかわらず、多くの方々が応援する気持ちを伝えてくれました。
 


 同期入社で仲の良いメンバーが、私の送別会を開いてくれました。
 送別会では、寄せ書きと花束、それに記念品を頂きました。

 まずは、寄せ書きについて。
 代表的な言葉を抜粋すると、
「被災地の現状を伝えることも重要だよ」
 →ブログは継続します。
「フェースブックをやった方がいいよ」
 →実名を出すことに抵抗がありましたが、これからはオープンにしてもいいかなと思いつつあります。
「東北のために働きたいという志は、震災で苦しんでいる人の助けになると思う」
 →初心を大事にして東北の為に頑張ります。
「周りの人間を和ませる存在でいてください」
 →気持ちにゆとりを持って、笑顔を絶やさず、いい雰囲気作りを心掛けて、復興の仕事に取り組みます。
「応援します」
 →その期待に沿えるように、同期のみんなの気持ちに応えられるように、努力します。

 本当に同期はありがたい存在です。
 しんどい時には、同期のみんなにもらった寄せ書きを見直します。
 メッセージ、ありがとうございました。



 次に、花束について。
 これまでに花をプレゼントしてもらったことはありませんでした。
 もらって感じたことは「うれしい」です。
 黄色やオレンジ、ピンクの花々。
 普段は殺風景な自分の部屋が、ほんのり明るくなりました。

 花の生命感も感じられました。
 花に水をやって、しおれかかっていた花が元気になる。
 花は生きているんだな、と実感しました。
 花を飾るのもいいな、と思いました。




 最後に、記念品について。
 キヤノン製のデジタルカメラ「PowerShot G16」を頂きました。
 しかも、カスタマイズ品。
 http://store.canon.jp/user/UserMain/jsp/top/premium
 "Trust yourself."というメッセージ付き。
 私の好きな色、ゴールドの飾りつけ。
 皮製のオリジナルジャケットとネックストラップ付き。
 このブログにアップデートする写真は、今度から頂いたカメラで撮ります。

 早速使わせて頂きましたが、すごく気に入りました。
 オートフォーカスから撮影までの時間が短い点、高感度で撮影できる点、電池が長持ちする点が特に気に入りました。
 大事に、大事に使わせて頂きます。
 高価な記念品を贈って頂き、ありがとうございました。




 会社の同期の送別会から感じたことを二つ。
 一つ目は、仲間は大事だということについて。
 同じ時期に、同じ会社に所属したのは偶然です。
 でも、仕事やプライベートで一緒の時間を過ごすことで絆が生まれます。
 かけがえのない存在に変わっていきます。
 星の王子さまとバラの関係のように。
 これまで築いた絆も、これから作り出す絆も、大事にしていきたいと思います。
 
 二つ目は、震災復興の仕事をすることに、同期のみんなが肯定的だったことについて。
 今回は、高価な記念品を頂いたり、盛大に送り出して頂きました。
 「私を応援することで、東北を応援したい」と同期のみんなが思っているように感じました。
 その気持ちを大事にして、今まで以上に、東北のために、自分にできることを考えて行動します。




 以上、私の送別会についてでした。




 追記
 次回も、私の送別会について書きます。
 送別会で、東北の為に何をすればいいか、多くの方々に伺ったので、その話を書きます。




テーマ:災害ボランティア - ジャンル:福祉・ボランティア

お悔やみ申し上げます


 東日本大震災では、多くの方々が亡くなられました。
 心からお悔やみ申し上げます。

 今後も、被災された方々の為に、自分にできることを考え、行動します。
 被災された方々が、心から笑って暮らせるようになるまで。



テーマ:災害ボランティア - ジャンル:福祉・ボランティア

東京マラソンについて


 今回は、東京マラソンについてです。
 東京マラソンは、2007年に始まりました。
 2013年大会からワールドマラソンメジャーズに加入し、世界の主要なマラソン大会のひとつとなりました。
 今年は、2月23日(日)に開催されました。
 詳細は、下記のwikiへのリンクをご覧ください。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%BD%E3%83%B3

 
  
 2月23日の午前、東京の銀座に用事があって行きました。
 道路が規制されていて、街全体が普段と違う雰囲気でした。
 道路沿いには「東京マラソン2014」の垂れ幕があちこちにかかっていました。
 そして、「東京がひとつになる日。」のメッセージが入っていました。



 午前10時頃には、マラソンコースはバッチリ準備されていました。 
 道路沿いには、警察官と、黄色いスタッフウェアを着た方々が、大勢立っていました。
 何か楽しいことが始まりそうな、そんな雰囲気を醸し出していました。



 スタッフウェアの背中には、マックのMマーク、「TEAM SMILE」の文字、それに、STAFFマークと、ASICSのロゴ。
 スタッフウェアを着た方々の多くは、ボランティアです。
 wikiによると、マラソンランナー3万人に対して、ボランティアが1万人です。
 「TEAM SMILE」は、東京マラソンを支えるボランティアの総称です。
 http://www.tokyo42195.org/2014/volunteer/
 東京マラソンには、ランナーだけではなく、多くのボランティアが参加しています。
 大会を盛り上げる為に、これだけ多くの人達が集まる街、東京。
 いい街だな、と思いました。 
4"


 マラソンコースや沿道の様子を見ているうちに、ランナーがやってきました。
 とにかく速かったです。
 来たと思ったら、あっという間に過ぎていきました。
 それでも、先頭の選手を撮れたと思ったら、ペースメーカーでした。
 男子で優勝したケニアのディクソン・チュンバ選手は撮れませんでした。



 先頭が通過してから一時間後くらいにもう一度見に行ったら、道路はランナーで埋め尽くされていました。
 それぞれのペースで、楽しく走っているように感じました。
 こんなコースだったら、42.195kmもつらくないのかな、と思いました。



 東京マラソンを観戦して感じたことを一つ。
 それは「一体感」です。
 自治体、企業、マスコミ、ランナー、ボランティア、沿道で観戦する人たち、全員が「大会を成功させよう」という気持ちで一つになっていました。
 交通を規制し、沿道の安全を確保する警察官。
 大会を運営する上で必要なお金やモノを提供してくれる企業。
 マラソンコースの安全を確保するボランティア。
 ランナーを応援する、沿道の人たち。 
 笑顔あふれる、いい大会でした。
 

 以上、東京マラソンについてでした。




◆補足
 3月中はブログ更新回数が少なくなります。
 次回の更新は3/22(土)になります。
 すみませんが、よろしくお願いします。




テーマ:災害ボランティア - ジャンル:福祉・ボランティア

次のページ