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誰もがやさしく微笑みあえる、その日まで

東日本大震災で被災された方々、心を痛めた方々に送ります。

みんなにやさしいまちづくりセミナー(その2)



 今回は「みんなにやさしいまちづくりセミナー(その2)」です。
 
 「みんなにやさしいまちづくりセミナー」は、2015年1月24日に岩手県釜石市で開催されました。
 主催は岩手県でした。
 「まちづくり」というキーワードに惹かれて参加しました。

 式次第は以下のとおりでした。
 ①主催者あいさつ
 ②行政説明
 ③講演「復興とユニバーサルデザインによるまちづくりについて」
   岩手県立大学社会福祉学部 狩野徹先生
 ④講演「東京ディズニーリゾート ユニバーサルデザインの取組み」
   株式会社オリエンタルランド 野口浩一先生
 
 ※ユニバーサルデザインとは、
  「年齢や性別、能力などによらず、社会を構成する全ての人々が利用できる施設・製品・情報の設計」のことです。
  詳細は、下記のリンクをご覧ください。
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3
 

 今回は、④について紹介します。

◆講演の概要
・「すべては楽しんでいただくために!」を指針として、「ディズニーリゾートのデザイン」と「障害がある方の希望」の両立を図られていました。

◆講演の詳細
・1:ハピネスのための「4つの鍵」SCSE
 →Safety(安全)、Courtesy(礼儀正しさ)、Show(ショー)、Efficiency(効率)の頭文字で、優先する順番でもある。 
・2:バリアフリーのきっかけ
 →つまづき、転倒を防止することにつながり、ディズニーリゾートを訪れる全てのゲストに対する安全対策になる。
・3:手探りの運営
 →1983年東京ディズニーランド開園時は、障害がある方のアトラクションへの優先入場を実施
・4:運営の変革
 →2001年障害がある方のアトラクションへの優先入場を廃止。明確な理由を提示できないため。
 →障害がある方が、健常者と同様に楽しむためのお手伝いを実施。聴覚障害がある方を音源の近くに誘導するなど。
・5:展開のための3つの鍵
 →基本生活の環境整備。移動、飲食、トイレ、宿泊、情報に不自由しないように環境整備。
 →人にやさしい接客。障害がある方を理解した上で、特別視しない接客。
 →体験の環境整備。「楽しい時間を過ごしたい」という要求を満たす施設対応。
・6:楽しんで頂くためのユニバーサルデザイン
 →触地図と音声ガイドの組み合わせ(視覚障害がある方向け)。アトラクションの音も聞くことができる。誰でも楽しめる。
 →触れるミッキーマウスの等身大人形。視覚障害がある方でもキャラクターの全体像が分かるように。
 →車椅子の方でも飲みやすい水飲み器。大人、子供、車椅子の方が共用できるデザイン。

◆講演を聞いた感想
 「夢と魔法の国」というテーマを大事にしつつ、全てのゲストに楽しんでいただけるデザインを作ろう、という気合を感じました。私の中では、テーマーパークというと、スリルのあるアトラクションや楽しいイベントが頭に浮かびます。しかし、今回の講演を聞いて、顧客との接点になる施設やサービスを大事にされていることを知りました。顧客ニーズに一つひとつ応えようと努力を続けた結果、多くのファンに支持される東京ディズニーリゾートが生まれた、と感じました。
 今度ディズニーリゾートに行く機会があったら、今までと違う視点で園内を見たいと思います。 


 以上、「みんなにやさしいまちづくりセミナー(その2)」でした。





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みんなにやさしいまちづくりセミナー(その1)


 今回は「みんなにやさしいまちづくりセミナー(その1)」です。
 
 「みんなにやさしいまちづくりセミナー」は、2015年1月24日に岩手県釜石市で開催されました。
 主催は岩手県でした。
 「まちづくり」というキーワードに惹かれて参加しました。

 式次第は以下のとおりでした。
 ①主催者あいさつ
 ②行政説明
 ③講演「復興とユニバーサルデザインによるまちづくりについて」
   岩手県立大学社会福祉学部 狩野徹先生
 ④講演「東京ディズニーリゾート ユニバーサルデザインの取組み」
   株式会社オリエンタルランド 野口浩一先生
 
 ※ユニバーサルデザインとは、
  「年齢や性別、能力などによらず、社会を構成する全ての人々が利用できる施設・製品・情報の設計」のことです。
  詳細は、下記のリンクをご覧ください。
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3
 

 今回は、②と③について紹介します。

 はじめに、②行政説明について。
 岩手県は「ひとにやさしいまちづくり条例」を制定しています。
 目的は、「個人として尊重され、自らの意思によって自由に行動でき、あらゆる分野の活動に参加する機会が確保される地域社会を目指すこと」です。
 岩手県が作り、提供するサービスにユニバーサルデザインの考え方を取り入れようとしています。
 公共施設・公共車両などのハード面、教育・情報提供・人材育成などのソフト面、両方を改善する取組みが紹介されました。
 http://www.pref.iwate.jp/fukushi/chiiki/machizukuri/002349.html


 次に、③講演「復興とユニバーサルデザインによるまちづくりについて」について。
 狩野先生は、生活者の立場から「もの(道具・設備)」「いえ(住宅)」「まち(建築・都市)」といった物的環境の在り方を研究されています。
 http://www-welf.iwate-pu.ac.jp/jp/?p=about&s=teachers&id=9
 講演の中で気になったことを紹介します。
 ・阪神淡路大震災後の神戸市のまちづくり(長田区、東灘区)
  →「街を作る」と「にぎわいを作る」は別物。
  →ハードを作るだけで街づくりは終わらない。
  →災害公営住宅にスーパーやコンビニ、病院などの施設を付加したところには、にぎわいがある。
  →買い物や通院に苦労しない街づくりを考える必要がある。
  →釜石市でも今後課題になる。
 ・観光とユニバーサルデザイン
  →高齢の方や、障害がある方に心地よく滞在していただくためには、地域全体で受け入れ態勢を整える必要あり。
  →高齢の方や、障害がある方向けに情報を提供できるツアーセンターが必要(必要な情報を過不足なく伝えられる)。
  →学生ガイドのメリットは、障害がある方と対等な関係を築けること
  →例えば、「車椅子を押す介助役をしつつ、介助のコツを教えてもらえる」という双方向の関係を築ける!


 2014年現在、釜石市民のうち3人に1人は65歳以上です。
 近隣の市町村も高齢化が進んでいます。
 ハード、ソフト両面を工夫して、お年寄りや障害のある方にやさしいまちを作って、誰にとっても訪れやすい街をつくることが魅力あるまちづくりにつながると感じました。



 以上、「みんなにやさしいまちづくりセミナー(その1)」でした。





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2014年末の岩手県陸前高田市


今回は「2014年末の岩手県陸前高田市」です。
 
年末に岩手県陸前高田市に行きました。
その時の様子を紹介します。


2014年末現在、陸前高田市の旧市街地には巨大なベルトコンベアが設置されている。
ベルトコンベアの高さは、電柱の高さを遥かに上回る。
旧市街地から1〜2kmほど離れたところにある山が切り崩され、かさ上げ工事用の土砂が搬送されている。



うず高く積まれた盛土の上に、搬送された土砂を整地するための重機がずらりと並ぶ。
何度見ても、見慣れることがない風景。



まだまだ、人が生活できるシーンをイメージできない。
ただただ、一日でも早く陸前高田の方々が住めるようになって欲しいと願うのみ。



街のかさ上げ工事だけではなく、気仙川河口の水門工事や、高田松原の防潮堤工事も並行して進んでいる。
やると決めたからには、後世の人々が安心して暮らせる街になって欲しいと願うのみ。




以上、「2014年末の岩手県陸前高田市 」でした。





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2014年末の宮城県気仙沼市本吉町小泉地区


今回は「2014年末の宮城県気仙沼市本吉町小泉地区」です。
 
年末に宮城県気仙沼市本吉町小泉地区に行きました。
その時の様子を紹介します。


平成26年11月、宮城県が発注した小泉地区の災害復旧工事が落札されました。
落札額は113億円でした。
高さ14.7m、幅約100m、復旧延長約1800mの防潮堤工事が始まります。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141022_11025.html
http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=13489


以下の写真は、震災後からずっと見続けてきた風景。
ゆるやかにカーブした海岸に、ところどころ震災の爪跡が残る。



海辺に浮かぶ建物。
小泉海岸を思い出す時、真っ先に思い浮かぶ光景。



汀線が約200m後退したせいか、今でも海の中に多くのコンクリート構造物が残る。
工事が始まれば、小泉海岸の風景は変わる。



でも、青い空は変わらない。


小泉地区の方々がずっと住み続けたいと思える街ができることを願うのみです。


 以上、「2014年末の宮城県気仙沼市本吉町小泉地区 」でした。





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2014年末の宮城県南三陸町歌津(その3)


今回は「2014年末の宮城県南三陸町歌津(その3)」です。
 
年末に宮城県南三陸町歌津に行きました。
その時の様子を紹介します。
 

2014年末現在、伊里前商店街のそばには、各種団体から寄贈された太陽光発電式街路灯が設置されています。
BRT歌津駅から商店街の間を安全に移動できるように設置されたそうです。
詳細は、下記のリンクをご覧ください。
http://ameblo.jp/maruara/entry-11522954200.html

実際に、桃山学院中学校・高等学校の学生さんは、南三陸町に来られて、ボランティア活動に参加されました。





菊川工業株式会社様は、自社製品を寄贈されました。
http://www.kikukawa.com/environment/ecoavenue/index.html





生活協同組合コープしが様は、東日本大震災に関連した募金活動を継続されています。
http://www.pak2.com/ganbare-touhoku/




多くの方々の継続的な支援活動が、伊里前の生活環境改善に生かされています。



 以上、「2014年末の宮城県南三陸町歌津(その3) 」でした。





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