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誰もがやさしく微笑みあえる、その日まで

東日本大震災で被災された方々、心を痛めた方々に送ります。

大地の芸術祭 in 越後妻有(その9) 〜ナカゴグリーンパーク〜


 今回は、「大地の芸術祭 in 越後妻有(その9) 〜ナカゴグリーンパーク〜」です。

 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。詳細は、芸術祭のウェブサイトをご覧ください。
 http://www.echigo-tsumari.jp/about/overview/


 私は、8月中旬に大地の芸術祭を見に行きました。
 今回は、「ナカゴグリーンパーク」の作品を紹介します。
 十日町市の川西地域に位置するナカゴグリーンパーク、節黒城跡キャンプ場の施設内には世界的に著名なアーティストが手がけた、大地の芸術祭の代表作品とも呼べる作品が数多く設置されており、いつでも鑑賞する事ができます。
 http://www.nakago-golf.com/art
 


 作品K003「レイチェル・カーソンに捧ぐ 〜4つの小さな物語」、作者「藤原吉志子」
 直立不動で何も語らない鳥男。
 右奥の建物には「レイチェル・カーソンを知っていますか?」の言葉。
 レイチェル・カーソンは、1962年に「沈黙の春」を出版し、化学物質による環境汚染を警告した人。 



 パルテノン神殿を想起させる柱。
 二宮金次郎を想起させるウサギ。
 ここから生まれるのは、どんな物語だろう?
 作者は作品に何を語らせたかったのか? 



 作品K007「森の番人」、作者「吉水浩」
 大部分が持つ左右対称な形と、右上にピョンと飛び出た非対称な形。
 非連続な線と、非連続な線を繋げようとする鑑賞者の力。
 白と藍色のみの、すっきりした色使い。 
 作品全体が醸し出す、どっしりした安定感。



 作品K012「詩人の瞑想の道」、作者「ジョゼ・デ・ギマランイス」
 池のほとりに佇む作品。
 周囲の緑の中に赤が映える。
 なんとも捉えどころがない形。
 ずっと見ていても飽きない、不思議な作品。 



 作品K013「庭師の巨人」、作者「エステル・アルバルダネ」
 巨人の体の一部。
 繊細な指の表情が気に入った。
 そう言えば、進撃の巨人展で見た、60メートル級の超大型巨人の指も同じくらいの大きさだった。
 全てを握り潰す破壊的な指だった。
 それに対して、この作品の指から感じるのは、優しさ。
 同じ指の表現でも、全く異なる。






 以上、「大地の芸術祭 in 越後妻有(その9) 〜ナカゴグリーンパーク〜」でした。





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大地の芸術祭 in 越後妻有(その8) 〜もぐらの館〜


 今回は、「大地の芸術祭 in 越後妻有(その8) 〜もぐらの館〜」です。

 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。詳細は、芸術祭のウェブサイトをご覧ください。
 http://www.echigo-tsumari.jp/about/overview/


 私は、8月中旬に大地の芸術祭を見に行きました。
 今回は、「もぐらの館」を紹介します。
 「もぐらの館」は、2009年に閉校した小学校を活用した、土を体感する美術館です。
 http://www.echigo-tsumari.jp/artwork/soil_museum_2015
 

 
 作品T283「風環元「球体01」」、作者「大平和正」
 巨大な土の塊。
 巣にも、卵にも見える。
 「生き物」を感じる。
 後ろには、真新しい校舎。
 廃校には見えない。 



 作品T284「もぐらの散歩道」、作者「日置拓人+本田匠」
 壁際に積み上げられた土の塊。
 廊下に敷き詰められた木片。
 土に囲まれた空間。
 かさこそかさこそ、なにかおもしろいものないかな?
 手探りで進む。   



 作品T285「MABU(光ノ境界)」、作者「中里和人」 
 越後妻有地域では、水田耕作の水を流すための素掘りのトンネルを「まぶ」というとのこと。
 「まぶ」は、急傾斜地に水田地帯を作り上げた先人の足跡そのもの。
 意味を知ると、モノの見方が変わる。
 こんな写真が飾られている教室で学んでみたい。
 


 作品名と作者不明。
 ほんの数年前まで現役だったはずのピアノ。
 表面を土埃が覆う。
 こんな風に飾られるなんて、誰も想像できなかったはず。
 世の中、何があるか分からない。
 見ていて思い出したのは、「戦場のピアニスト」のショパン・バラード第一番。



 作品T289「原子へと続く道」、作者「佐藤香」
 滞在場所で拾った土で描かれた、という絵。
 原始の香り。
 中央から四方に伸び、空間を埋め尽くす根。
 なんとしても生き延びる、強い意志を持った命。  




 以上、「大地の芸術祭 in 越後妻有(その8) 〜もぐらの館〜」でした。





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大地の芸術祭 in 越後妻有(その7) 〜光の家〜


 今回は、「大地の芸術祭 in 越後妻有(その7) 〜光の家〜」です。

 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。詳細は、芸術祭のウェブサイトをご覧ください。
 http://www.echigo-tsumari.jp/about/overview/


 私は、8月中旬に大地の芸術祭を見に行きました。
 今回は、「光の家」を紹介します。
 越後妻有地域の伝統的な家屋がモデルです。
 屋根がスライドして天井が開き、空を眺めることができます。
 家の随所が光で装飾されています。
 詳細は、下記のリンクをご覧ください。
 http://www.echigo-tsumari.jp/artwork/house_of_light
 

 作品K005「光の館」、作者「ジェームズ・タレル」
 私は、瀬戸内芸術祭で作品を見て以来、タレルさんのファンになりました。
 「光の館」は、前から見てみたいと思っていた作品です。
 シンプルな外観に、雪が積もっても暮らせる構造。 



 屋根がスライドすると、天井の一部から空が見える部屋。
 畳の上に寝転びながら、屋根が動くのを待ちました。



 正方形に切り取られた空。
 刻々と変化する雲。
 見慣れたものを新しい切り口で見ると面白い。



 一階の部屋。
 天井に仕込まれた赤いライト。
 建物のいたる所で光を楽しめる照明。



 長い回廊。
 越後妻有地域の建築様式を尊重した造り。



 「光の館」を見て一番気に入ったのは、光の見せ方。
 光に対するこだわりを感じました。
 昼でも楽しめましたが、全ての光をコントロールできる夜にこそ真価が発揮されると感じました。 
 次回来る時は泊まって、夜の「光の家」を楽しみたいと思いました。




 以上、「大地の芸術祭 in 越後妻有(その7) 〜光の家〜」でした。





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大地の芸術祭 in 越後妻有(その6) 〜うぶすなの家〜


 今回は、「大地の芸術祭 in 越後妻有(その6) 〜うぶすなの家〜」です。

 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。詳細は、芸術祭のウェブサイトをご覧ください。
 http://www.echigo-tsumari.jp/about/overview/


 私は、8月中旬に大地の芸術祭を見に行きました。
 今回は、「うぶすなの家」の作品を紹介します。
 http://www.echigo-tsumari.jp/artwork/ubusuna_house
 

 「うぶすな(産土)」は、「人の出生地の意味で,先祖伝来もしくは自分の生地を出自意識をもって表現する言葉」です。
 https://kotobank.jp/word/%E7%94%A3%E5%9C%9F%E7%A5%9E-441245
 


 作品T120「うぶすなの家」
 茅葺きの民家が、陶芸家によって焼き物の美術館として再生されました。
 オーナーは、福武財団です。
 福武財団の理事長は、芸術祭の総合プロデューサーを務められています。



 立派な梁、しっかりした木組み、それに茅葺き。
 建物の構造がしっかり見えます。



 二階には、転々と配置された焼き物群。
 一つひとつじっくり眺めると、材質や光沢感、色や形の多様性を楽しめます。




 一階には、生活に使える品々。
 色んな種類がありましたが、アーモンド形の器が気に入りました。




 作品T122「かまど」、作者「鈴木五郎」
 かまど本体は青織部、床に張られた陶板は総織部。
 親しみやすいデザイン。
 寒い真冬日に、火を焚いて暖を取れたら幸せを感じられそうです。 





 以上、「大地の芸術祭 in 越後妻有(その6) 〜うぶすなの家〜」でした。





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大地の芸術祭 in 越後妻有(その5) 〜淺井裕介さんの作品〜


 今回は、「大地の芸術祭 in 越後妻有(その5) 〜淺井裕介さんの作品〜」です。

 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。詳細は、芸術祭のウェブサイトをご覧ください。
 http://www.echigo-tsumari.jp/about/overview/


 私は、8月中旬に大地の芸術祭を見に行きました。
 今回は、十日町市の中心近くにあった作品を紹介します。

 作品T317「チョマノモリ」、作者「淺井裕介」
 道路に咲くマンホールの花。
 ささやかに、ひっそりと。 



 大きく羽ばたく鳥。
 輪の中から飛び出す小動物。



 輪の中には無数の生き物。
 思い思いに、伸び伸び楽しむ生。



 四足獣とその周りの世界。
 動きを生み出すモノやカタチ。 



 一つ一つのカタチが感じさせるストーリー。
 淡々と、生き生きと。







 以上、「大地の芸術祭 in 越後妻有(その5) 〜淺井裕介さんの作品〜」でした。





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