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誰もがやさしく微笑みあえる、その日まで

東日本大震災で被災された方々、心を痛めた方々に送ります。

年度末に向けて(その2)



 今回は、「年度末に向けて(その2)」です。


 準備していた送別会。
 無事に終わった。

 送別会の前に、同好の会を開催。
 飲み会に参加できない方々も来てくれた。
 
 飲み放題の飲み会開始。
 主賓の希望通り、普通の飲み会っぽく、雑談を交わす。

 飲み会開始から一時間。
 まだ書いていない人に、こっそり色紙を回す。

 ちょっと色紙に空いたスペース。
 気の利いた女性が、大きな四葉のクローバーと小さなハートでスペースを埋める。

 ささやかな心配り。
 色紙に暖かさが生まれる。
 
 残り30分。
 そそくさとプレゼントを準備してもらう。

 「お話し中、ごめんなさーい」の声。
 主賓二人に対して、前もって決めていた二人がプレゼントを渡す。

 プレゼントは、地元のモノ。
 主賓二人が、ちょっとおしゃれなマグカップとトートバッグを喜んでくれる。

 それにプラスしたのは、お花と色紙。
 主賓二人は、一つひとつ丁寧に見て、喜んでくれる。

 最後に二人のスピーチ。
 「ありがとう」と「またここに遊びに来たい」の言葉を伝えてくれた。

 飲み放題タイム終了。  
 そして、延長戦を開始する。

 別れがたい時間。
 普通の飲み会のようであり、やっぱり、最後の飲み会のようでもある。

 プラスの感情に満ちた空間。
 多分、みんな、居心地がいいんだと思う。

 こういう空間を共有できるのは幸せ。
 やっぱり、幹事をやってよかった、と実感する。

 これだから、送別会の幹事はやめられない。



 以上、「年度末に向けて(その2)」でした。





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スキー場で思うこと


 今回は、「スキー場で思うこと」です。


 先週末、一年ぶりにスキー場に行きました。
 その時の話を書きます。


 先週末に、雪山のそばに行く用事があった。
 ついでだからスキーを持っていけ、というのりでスキー場に行った。
 その日は、午後に雨が降る予報。
 午前中の早い時間からガンガン滑るぞ、と気合を入れて、営業開始直後のゴンドラを待つ。

 列の中で待っていると、なにやらもめている声。
 どうやら60代くらいのご一行らしい。
 関西から東北に遠征してきたご様子。
「遅くなるんやったら、ちゃんと言わなあかんやん」とおばちゃんの声。
「わしゃあ、遅れるゆうたわ」とおっちゃんの声。
「わたしら聞いてないねん。そやから、八時半までロビーで待っててん。ほんで、ゴンドラ乗るの遅れたやろ。あんたのせいやん」とおばちゃんその2の声。
「わしゃあ、朝ご飯の時から遅れるゆうとったやろ。そやから、先に行っとったらいいねん。待たんかったらいいやろ」おっちゃんは負けずに言い返す。
 それに対して言い返すおばちゃん二人。
 どこまで行っても平行線。
 そのやり取りを聞いていて、ホンマ元気やなーっ、てこっちまで関西弁思考になってしまいそう。
 しかし、ホンマ、元気ええなあー。

 列の中で待つこと約10分。
 ゴンドラに乗り込む。
 ふと、周りを見る。
 年齢層は50代から60代が中心。
 1980年代から1990年代の、スキー全盛時代を知っている世代が中心。
 若い人は、小学生くらいのお子さんを連れた家族が少し。 
 今どきの若い人は、スキー、スノボをせえへんのやろーなー、と思ってしまう。
 時代の流れを感じるのは、年を取ったせいだろう。


 リフトに乗り換える。
 感傷に浸りながら、雪山の風景を眺める。
 上空から、とめどなく小雪が舞い降りる。
 目を閉じる。
 チリチリ、チリチリ、チリチリ。
 かすかに、スキーウェアが鳴る。
 ドンドン、ドンドン、ドンドン。
 時々、リフトが揺れる。 
 この待ち時間は昔と変わらない。

 そして、滑り方も昔と変わらない。
 スキー場に来たら、ひたすら滑りまくる。
 すぐに、太ももが悲鳴を上げる。
 何回かこけて、首に違和感が走る。

 それでも、昔からの癖は直らない。
 山頂付近の急な斜面を滑り続ける。
 うまく滑れなかったら、何度でも挑む。
 うまく滑れないからこそ、何度でも挑む。
 やっぱりスキーはこうじゃないと。

 しばらく滑っていると、少しだけ晴れ間がのぞいた。
 天気が変わりやすい雪山だから、ふと垣間見える風景を大事に思う。



 よく見ると、地元の大学生らしきグループもちらほら。
 仲間同士で楽しくはしゃいでいる様子。
 そういう時間があるからこそ、何年たっても、雪山に来たくなるんだよ、とおじさん目線で見てしまう。
 今回は、やけに、自分の年を感じてしまうスキーだった。





 以上、「スキー場で思うこと」でした。





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コミュニティ作りについて


 今回は、「コミュニティ作りについて」です。


 最近、5人から30人程度が参加する様々なコミュニティに顔を出しています。
 地域の中で、誰が、何のために、どのような活動をしているか、興味があります。
 私が参加したことがあるのは、英会話のコミュニティ、毎回違うイベントを企画するコミュニティ、特定のイベントの成功を目指すコミュニティ、地方移住を支援するコミュニティなどです。
 それらのコミュニティを主催している方は、東北の外から来た方がほとんどです。
 また、コミュニティの一部は、復興予算を利用して運営されています。

 大半のコミュニティの目的は、地域に住む方々を元気にすることです。
 もちろん、その活動を通して、自分たちが楽しむことも大事しています。
 楽しみが無ければ、自主的な活動は長続きしないから。

 ここで、気になることが一点あります。 
 それは、大半のコミュニティ活動のリーダーが、外部の人間であることです。
 地元の方々も活動に参加されていますが、主導するケースは少ないです。

 震災から5年が過ぎようとしています。
 数年以内に、外部の方々のサポートや、復興予算が徐々に無くなることが予想されます。 
 その時に、今生まれたコミュニティが、どれだけ残っているか?
 正直、楽観できません。
 参加者一人ひとりが自分事として、コミュニティを維持し続けたいと思い、行動しない限り、明るい未来は描けません。

 地域社会は、網の目のように張りめぐらされた小さなコミュニティの集合体です。
 小さなコミュニティ一つひとつが、地域に住む方々を元気にします。
 コミュニティ活動を継続するためには、どうすればいいか、考え続けたいと思います。



 以上、「コミュニティ作りについて」でした。





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本好きの会に参加して


 今回は、「本好きの会に参加して」です。


 先日、本好きの方々が集まる会に参加しました。
 その会のことを紹介します。 


 私は、本が大好きです。
 しかも、雑食です。
 その時に興味があるジャンルの本をまとめて読みます。
  
 好きな場所は、図書館と本屋。
 図書館に行ったら、一つのジャンルの本をまとめて借ります。
 本屋に行ったら、同じジャンルの本を立ち読みして、面白かったら買います。
 

 さて、ここからが本題。
 本好きの方々が集まる会の話です。

 その会では、一人一冊以上おすすめの本を準備して、他の参加者に紹介しました。
 他の方々はどうやって本を選んで、読んでいるんだろう。
 本好きの一人として、ものすごく興味がありました。

 各参加者の本の紹介を聞くと、まさに十人十色でした。
 各参加者が、いろんな理由で、いろんな本を紹介してくれました。
 本の種類は、絵本、童話、漫画、小説、ノンフィクション、ビジネス書、美術書など。
 選んだ理由は、疑似体験したい、人生を考えたい、非日常を味わいたい、知識を深めたい、子供に読んで欲しい、感情移入できる、など。
 みんな、真剣に本に対する想いを語りました。
 
 会に参加して感じたこと。
 それは「本を語ること」は「自分の想いを語ること」。
 人それぞれに、本に対して共感する想いがある。
 その想いを周りの人に理解して欲しいと願い、伝えようと努力する。
 そのプロセスは、本を通して、自分の想いを相手に伝えるプロセスでした。


 参加してよかった点は、読書に新たな側面を見つけられたこと。
 それは、一冊の本を介して、本について語り合う面白さを感じられたこと。
 私にとって、読書は、一人で本に向き合う個人的な行為でした。
 今回参加して、本を人と共有する楽しみを発見できました。

 あの人があれだけ熱く語ったからには、面白いんだろうな。
 あの本を読めば、あの人をもっと良く理解できるかも。
 そんな風に、読書を通じて、もっと人とコミュニケーションしたい、と思いました。


 今後も開催される予定なので、また、参加する予定です。




 以上、「本好きの会に参加して」でした。





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住みたい街の話


 今回は、「住みたい街の話」です。


 今日、友人たちと住みたい街について話しました。
 なぜ東北に来たか?
 今の仕事が終わったら、どんな理由で、どこに行くか?
 みんな、それぞれ異なる考えを持っていました。

 仕事次第でどこにでも行く人。
 故郷が一番という人。
 今の仕事の経験を生かせる場所に行くという人。
 海外に行きたいという人。

 みんな、それぞれ異なる理由でこの街に集い、
 みんな、それぞれ異なる理由でこの街を離れる。
 これは、いつどこにいても、当たり前のことかも知れない。
 でも、ちょっとせつない。

 この街で同じ時間を過ごせたのは、たまたま、かも知れない。
 たまたま、同じ目的の会に参加しただけ、かも知れない。
 行き交う人がすれ違うように、たまたま、ニアミスしただけかも知れない。
 でも、会を重ね、時間を重ねるに連れて、また、会いたいと思っている自分がいる。

 私にとって、住みたい街は、会いたい人がいる街。   
 やりたいことを共有できる仲間がいる街。
 仲間と一緒に、実現困難な仕事に挑戦できる街。  
 仕事の成功を街全体で共有し、祝福し、新しい価値を生み出し続けられる街。

 今、東日本大震災の被災地には、多くの方々が東北の外から入っています。
 それぞれ異なる理由でこの街に集っています。
 時間が過ぎ、このまま、一人抜け、二人抜け・・・、と外から来た人がいなくなるのはもったいない。
 震災から5年経ち、東北を離れる方が増えつつある今だからこそ、やりたいことを共有できる仲間を見つけなくてはいけない。 


 以上、「住みたい街の話」でした。






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