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東日本大震災で被災された方々、心を痛めた方々に送ります。

リーンスタートアップ関連読書メモ(その6)


 今回は「リーンスタートアップ関連読書メモ(その6)」です。
 
 私は、先日、起業ワークショップに参加しました。
 その際に、「リーンスタートアップ」に関する考え方を学びました。
 「リーンスタートアップ」は、「シリコンバレーで発案された起業の方法論であり、①最低限の機能を持った製品の構築、②顧客への製品の提供及び計測、③学習、のサイクルを短期間で繰り返す手法」です。
  →https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97
  →https://en.wikipedia.org/wiki/Lean_startup
 「リーンスタートアップ」についてもう少し理解を深めたいと思い、何冊か関連する本を読みました。
 読書を通じて気になったポイントを読書メモとして残します。



 今回は、次の本を紹介します。
◆『Lean Analytics スタートアップのためのデータ解析と活用法』アリステア・クロール、ベンジャミン・ヨスコビッツ 著、角 征典 訳(オライリー・ジャパン)

・概要
 →「リーンスタートアップ」が提唱する構築-計測-学習ループの「計測」にフォーカス
 →6つのビジネスモデルを例に挙げ、具体的なデータの裏付けを使いながら、スタートアップが成長するための「計測すべき数値」について解説
  ※オライリー・ジャパン社のウェブサイトより(https://www.oreilly.co.jp/books/9784873117119/


・参考になった点、面白かった点
 →優れた指標とは?(p7)
  優れた指標は比較でき、わかりやすく、比率や割合である。
  優れた指標は行動を変える
  ニセモノの指標(ページビュー数、訪問数、フォロワー数、ダウンロード数など)は避けなければならない
  指標は対で登場する
   例1:コンバージョン率(何かを購入する人の割合)と購入時間(購入するまでにかかる時間)
   例2:バイラル係数(1人のユーザーがサービスに招待したユーザー数)とバイラルサイクルタイム(招待するのにかかった時間)
 →データサイエンティストのように考える(p34)
  データはクリーンではない、正規化されていない、外れ値を適正に取り扱うなど
 →デイブ=マクルーアの海賊指標(p38)
  獲得、アクティベーション、定着、収益、紹介
 →OMTM(One Metric That Matters 最重要指標)を使う4つの理由(p50)
  最重要質問に回答、評価基準の決定、会社全体にフォーカス、実験文化を会社全体に周知   
 →ECサイトの主要指標(p67)
  コンバージョン率、年間購入回数、ショッピングカートのサイズ、離脱率、顧客獲得コストなど
  以下のSlideShareも参考になります。
   ※https://www.slideshare.net/sikmi/30lean-analytics
 →リーンアナリティクスのステージ(p137)
  共感:顧客の課題発見
  定着:ソリューションを基に顧客の課題を解決
  拡散:マーケティング手法を用いた顧客の増加
  収益:利益の確保
  拡大:事業の拡大
 →追跡する指標はビジネスモデルとステージで決まる(p236)

・感想
 オライリー・ジャパン社のウェブサイトに紹介されていたとおり、「リーンスタートアップ」が提唱する構築-計測-学習ループの「計測」にフォーカスされていました。ビジネスの現状を評価するうえで、指標は重要です。どのような指標を重視するかで、ビジネスの方向性が変わります。その中で、この本では、どのように指標を設定すればいいか、丁寧に書かれていました。特に、ビジネスのステージによって最重要指標OMTMを変えなければならない点が大事だと感じました。新規事業を立ち上げる際には、現在、自分たちがどのステージにいて、どのような指標を重視しなければならないか、意識したいと思います。 


 以上、「リーンスタートアップ関連読書メモ(その6)」でした。


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テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

リーンスタートアップ関連読書メモ(その5)


 今回は「リーンスタートアップ関連読書メモ(その5)」です。
 
 私は、先日、起業ワークショップに参加しました。
 その際に、「リーンスタートアップ」に関する考え方を学びました。
 「リーンスタートアップ」は、「シリコンバレーで発案された起業の方法論であり、①最低限の機能を持った製品の構築、②顧客への製品の提供及び計測、③学習、のサイクルを短期間で繰り返す手法」です。
  →https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97
  →https://en.wikipedia.org/wiki/Lean_startup
 「リーンスタートアップ」についてもう少し理解を深めたいと思い、何冊か関連する本を読みました。
 読書を通じて気になったポイントを読書メモとして残します。



 今回は、次の本を紹介します。
◆『リーン顧客開発 「売れないリスク」を極小化する技術』シンディ・アルバレス 著、堤 孝志、飯野 将人 監訳、児島 修 訳(オライリー・ジャパン)
・概要
 →リーン顧客開発は、仮説と検証を繰り返すことで顧客を理解し、適切なセグメントに向けた製品を迅速に開発する手法
 →顧客開発のプロセスにおいて「構築・計測・学習」のフィードバックループを実践するための書籍で、ターゲット顧客のプロフィールをマッピングする方法から、顧客の行動背景や課題を明確にするインタビューのコツまで、顧客開発を行うための手順を具体的に解説
  ※オライリー・ジャパン社のウェブサイトより(https://www.oreilly.co.jp/books/9784873117218/


・参考になった点、面白かった点
 →顧客開発を実践するために必要な3つの資質(はじめに)
  学ぶことへの飽くなき探求心
  不確実性を楽しむ
  現実を受け入れ、それを周囲に伝えていくことへのコミットメント
 →どこから始めるべきか?(p20)
  想定の明確化、課題仮説の記述、顧客プロフィールのマッピング
 →誰と話をするべきか?(p36)
  熱心で情熱的な顧客(エヴァンジェリストユーザー)
  課題の探求、課題の認知、ソリューションの探求、ソリューションの自社開発、予算獲得済みか獲得可能
 →MVP(最低限の機能を持った製品)が答えられる質問(p163)
  ターゲット顧客の前にこの製品を差し出すことができるか?
  顧客は、この製品が約束する価値のために進んで支払いするか? 
  顧客は製品から得た価値をどのように測定しているか?
  顧客価値と顧客の支払い能力には、どのような価格設定モデルが適切か?

・感想
 リーンスタートアップで重視されていることは、MVPを用いて顧客と対話することです。どのような顧客に、どのように協力していただくかは重要です。その中でも、熱心で情熱的な顧客(エヴァンジェリストユーザー)の存在は、とても重要だと感じました。そのような顧客を見つけるためには、新しいことに興味を持ち、挑戦しようとする人と少しでも多くつながる必要があります。幸い現在住んでいる場所には、そのような人たちはいますし、出会えるイベントも頻繁に開催されているので、積極的に参加しようと考えています。
 


 以上、「リーンスタートアップ関連読書メモ(その5)」でした。



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リーンスタートアップ関連読書メモ(その4)


 今回は「リーンスタートアップ関連読書メモ(その4)」です。
 
 私は、先日、起業ワークショップに参加しました。
 その際に、「リーンスタートアップ」に関する考え方を学びました。
 「リーンスタートアップ」は、「シリコンバレーで発案された起業の方法論であり、①最低限の機能を持った製品の構築、②顧客への製品の提供及び計測、③学習、のサイクルを短期間で繰り返す手法」です。
  →https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97
  →https://en.wikipedia.org/wiki/Lean_startup
 「リーンスタートアップ」についてもう少し理解を深めたいと思い、何冊か関連する本を読みました。
 読書を通じて気になったポイントを読書メモとして残します。



 今回は、次の本を紹介します。
◆『Running Lean 実践リーンスタートアップ』アッシュ・マウリャ 著、角 征典 訳(オライリー・ジャパン)
・概要
 →成功したスタートアップの2/3が、当初のプランを途中で大幅に変更
 →Running Leanとは、リソースを使い切る前に最初のプランからうまくいくプランへと反復的に移行する体系的なプロセス
 →顧客が必要とするMVPを構築する方法、構築・計測・学習ループを高速化する方法、製品/市場フィットを達成する方法などについて、リーンキャンバスや顧客インタビューの手法を使いながら具体的に解説
  ※オライリー・ジャパン社のウェブサイトより(https://www.oreilly.co.jp/books/9784873115917/


・参考になった点、面白かった点
 →エリック・リースによる前書き
 『スタートアップとは実験です...(中略)...答えるべき質問は、もはや「構築できるか?」ではなく、「構築すべきか?なのです』
 →Running Leanの本質は、3つの手順(p3)
  プランA(最初のプラン)を文書化し、最もリスクが高い部分を見つけ、体系的にテストする。
  文書化する際には、リーンキャンバスを使用
  リーンキャンバス作成方法については、この本を翻訳された角様のSlideShare参照
   https://www.slideshare.net/kdmsnr/running-lean-17917258
 →スタートアップの3つのステージ(p8)
  課題/解決フィット:解決に値する課題があるか?
  製品/市場フィット:誰かに必要とされるものを構築したか?
  拡大:どうやって成長を加速させるか?
 →プランを体系的にテストする(p12)
  検証による学習ループ(構築-計測-学習)
   アイデアや仮説を用意して、仮説をテストする成果物を構築
   成果物を顧客に提示して、顧客の反応を定性的、定量的に計測
   仮説の検証や反証の学習
 →海賊指標(p43)
  獲得、アクティベーション、定着、収益、紹介
 →スタートアップのリスク(p52)
  製品リスク、顧客リスク、市場リスク
   ※次のウェブサイト参照(http://k2works.github.io/blog/2014/04/18/runnig-lenan-startup/
 →実験の準備(p59)
  2~3名の課題チームと解決チームを作る
  開発、デザイン、マーケティングの才能が必要
  顧客に関する学習は絶対に委託不可
  

・感想
 「リーンスタートアップ」について学ぶきっかけとなった起業ワークショップでは、リーンキャンバスシートを作成しました。実際に作成してみて感じたのは、まずは文字にして、他人と共有するメリットです。会話だけだと、空中戦になって、理解が刹那的になりがちですが、文字を基に議論すると、どの部分が良くて、どの部分が悪いかグループの中で明確にできます。また、ビジネスモデル全体を俯瞰できることもメリットの一つです。この手法を知った後は、議論しやすくなるメリットを実感したので、まずは、整合性が無く不完全な状態でもいいので、リーンキャンバスシートを複数作成して、議論のたたき台として利用しています。まだ、リーンキャンバス作成段階で、構築、計測、学習のサイクルを体験していませんが、仲間と一緒に一歩を踏み出してみようとしている段階です。 
 


 以上、「リーンスタートアップ関連読書メモ(その4)」でした。


テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

リーンスタートアップ関連読書メモ(その3)


 今回は「リーンスタートアップ関連読書メモ(その3)」です。
 
 私は、先日、起業ワークショップに参加しました。
 その際に、「リーンスタートアップ」に関する考え方を学びました。
 「リーンスタートアップ」は、「シリコンバレーで発案された起業の方法論であり、①最低限の機能を持った製品の構築、②顧客への製品の提供及び計測、③学習、のサイクルを短期間で繰り返す手法」です。
  →https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97
  →https://en.wikipedia.org/wiki/Lean_startup
 「リーンスタートアップ」についてもう少し理解を深めたいと思い、何冊か関連する本を読みました。
 読書を通じて気になったポイントを読書メモとして残します。



 前回に引き続き、次の本を紹介します。
◆『リーンスタートアップ』エリック・リース 著 井口 耕二 訳(日経BP社)
・概要
 →リーン・スタートップとは、新しい製品やサービスを開発する際に、時間、労力、資源、情熱のムダをなくし、
時代が求める製品・サービスを、より早く生みだし続けるための方法論
 →新しいことを始めたい人すべてが起業家
 →「構築―計測―学習」のフィードバックループ
 →リーン・スタートアップの本質は、不確実で先が読めない時代への挑戦
  ※日経BP社のウェブサイトより(http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P48970.html

・気になった点、面白かった点
 →伊藤穣一さんの解説(p391)
  自動車業界で生まれた概念がプロダクト開発や企業のあり方に影響を及ぼしたのは時代の必然
   -サービスを作る敷居が下がり、短い周期で市場からフィードバックを得ながら効率良く開発可能
   -イノベーションに必要なコストが下がり、小さな会社で大きなアイデアを実現可能
  リーンスタートアップの本質は「地図を捨ててコンパスを頼りに進め」
   -地図を描くコストは大、かつ、市場の変化に伴い地図そのものが陳腐化するリスク大
  行うべきは、開発現場への原点復帰
   -市場に一番近く、顧客を理解している現場に最終決定権を与え、顧客中心のプロダクト開発体制が必要 

・感想
 この本を読んで、少人数でも価値ある製品やサービスを作ることができれば、世界中の市場に提供可能であることを実感しました。そのためには、地図(計画)が中途半端であることを恐れず、極力小さなバッチサイズで製品を作り、顧客に提供し、学習し、そのサイクルを極力高速化することが必要である、と実感しました。今の時代は、起業したい人には大きなチャンスが目の前に待ち構えている時代です。ウェブサービスなどのインターネット上のサービスであれば、大きな投資は不要です。サーバーなど、必要なハードウェアは安価に借りることができます。私自身、起業経験はありませんが、自身の持っているリソースを使って、リーンスタートアップの世界に飛び込んでみます。


 次回は、『Running Lean 実践リーンスタートアップ』アッシュ・マウリャ 著、角 征典 訳(オライリー・ジャパン)を紹介します。


 以上、「リーンスタートアップ関連読書メモ(その3)」でした。


テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

リーンスタートアップ関連読書メモ(その2)



 今回は「リーンスタートアップ関連読書メモ(その2)」です。
 
 私は、先日、起業ワークショップに参加しました。
 その際に、「リーンスタートアップ」に関する考え方を学びました。
 「リーンスタートアップ」は、「シリコンバレーで発案された起業の方法論であり、①最低限の機能を持った製品の構築、②顧客への製品の提供及び計測、③学習、のサイクルを短期間で繰り返す手法」です。
  →https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97
  →https://en.wikipedia.org/wiki/Lean_startup
 「リーンスタートアップ」についてもう少し理解を深めたいと思い、何冊か関連する本を読みました。
 読書を通じて気になったポイントを読書メモとして残します。



 前回に引き続き、次の本を紹介します。
◆『リーンスタートアップ』エリック・リース 著 井口 耕二 訳(日経BP社)
・概要
 →リーン・スタートップとは、新しい製品やサービスを開発する際に、時間、労力、資源、情熱のムダをなくし、
時代が求める製品・サービスを、より早く生みだし続けるための方法論
 →新しいことを始めたい人すべてが起業家
 →「構築―計測―学習」のフィードバックループ
 →リーン・スタートアップの本質は、不確実で先が読めない時代への挑戦
  ※日経BP社のウェブサイトより(http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P48970.html

・気になった点、面白かった点
 →コホート分析(p167)
  製品と新しく接する顧客グループ(コホート)の成績を個別に分析
 →Pivot(ピボット。方向転換の意味)(p200)
  当初の戦略的仮説を根本的に変え、製品、戦略、成長のエンジンに関する根本的な仮説を新たに策定し、それが検証できるコースに方向転換すること
 →スタートアップの滑走路は今後行えるピボットの数で測る(p214)
 →方向転換し損ねる失敗(p227)
  アーリーアダプター(先進的な顧客)で成功した製品と、メインストリームの顧客に提供する製品は異なる
  評価基準を変える必要あり
 →バッチサイズが小さければ、作業を始めると同時に気付き、すぐに方向転換できる(p246)
  持続可能な事業の構築方法をできるかぎり短時間で学ぶことができる
 →3種類の成長エンジン(p274)
  粘着型成長エンジン:顧客の離反率や解約率に注目
  ウイルス型成長エンジン:ウイルス係数(新しく登録した顧客一人当たりの新規誘客数)に注目
  支出型成長エンジン:顧客一人当たりの売上げ、新規顧客の獲得コストに着目 

・感想
 第一に面白かったことは、コホート分析です。スタートアップ時は、売上総額に一喜一憂するのではなく、特定の層の顧客(アーリーアダプター)に着目して売上を分析することで、仮説が正しいか否かを検証することが大事だと感じました。
 次に面白かったことは、バッチサイズが小さければ、方向転換が容易な点です。ここでは、トヨタの生産方式の多品種少量生産の考え方が応用されており、優れた考え方は違う分野でも応用可能であることが認識できました。
 あと、ベンチャー企業の成長エンジンは複数あり、ビジネスモデルによってどのような方法で成長させるか選択する必要がある点も面白かったです。



 以上、「リーンスタートアップ関連読書メモ(その2)」でした。



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