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東日本大震災で被災された方々、心を痛めた方々に送ります。

ZERO to ONE(NHK出版)を読んで


 今回は、「ZERO to ONE(NHK出版)を読んで」です。

 最近、NHK出版から出版されている「ZERO to ONE」という本を読みました。
 面白かったので紹介します。
 著者は、ピーター・ティールさんです。
 ペイパルという企業の創業者で、現在は、ベンチャー企業の投資家です。 
 スタンフォード大学の学生向けに行った「起業論」の講義を基に書かれた本です。


◆本の内容
 以下は、NHK出版のウェブサイトからの引用です。
 https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=00816582014
「新しい何かを作るより、在るものをコピーする方が簡単だ。
おなじみのやり方を繰り返せば、見慣れたものが増える、つまり1がnになる。
だけど、僕たちが新しい何かを生み出すたびに、ゼロは1になる。
人間は天から与えられた分厚いカタログの中から、何を作るかを選ぶわけではない。
むしろ、僕たちは新たなテクノロジーを生み出すことで、世界の姿を描き直す。
それは幼稚園で学ぶような当たり前のことなのに、過去の成果をコピーするばかりの世の中で、すっかり忘れられている。
本書は、新しい何かを創造する企業をどう立ち上げるかについて書かれた本だ。」


◆抜粋(特に気になった文章)
・p44
 →完全競争下では長期的に利益を出す企業は存在しない。
・p55
 →クリエイティブな独占企業は、まったく新しい潤沢な領域を生み出すことで、消費者により多くの選択肢を与えている。
 →より良い社会を作る強力な原動力になっている。
・p57
 →独占はすべての成功企業の条件なのだ。
・p131
 →隠れた真実は、重要だけど知られていない何か、難しいけど実行されていない何か。
・p140
 →隠れた真実は飽くなき探求を続けるものの前にだけ姿を現す。
・p141
 →偉大な企業は、目の前にあるのに誰も気づかない世の中の真実を土台に築かれる。
・p253
 →今僕たちにできるのは、新しいものを生み出す一度限りの方法を見つけ、ただこれまでと違う未来ではなく、より良い未来を創ること、つまりゼロから1を生み出すことだ。その為の第一歩は、自分の頭で考えることだ。古代人が初めて世界を見た時のような新鮮さと違和感を持って、あらためて世界を見ることで、僕たちは世界を創り直し、未来にそれを残すことができる。


◆感想
 この本を読んで、「隠れた真実」という言葉が一番心に残りました。
 「隠れた真実」を発見し、その真実を基に事業を行う。
 そこに、事業の価値が存在する。
 この本では、ビジネスの話のみ書かれていましたが、社会的事業も含む全ての事業に通じる話だと感じました。
 そして、一番最後のメッセージ「今僕たちにできるのは、新しいものを生み出す一度限りの方法を見つけ、ただこれまでと違う未来ではなく、より良い未来を創ること、つまりゼロから1を生み出すことだ」が、ティールさんの応援メッセージのように感じました。
 ティールさん自身、より良い未来を創りたいと思っているからこそ、全世界の人々に向けてこの本を書かれたと思います。
 この本は、何度でも読み直す価値がある本だと感じました。 


◆補足
 ・ほぼ日刊イトイ新聞に、ティールさんの講演、ティールさんと糸井さんの対談が載っています。面白かったです。ご参考まで。
  http://www.1101.com/peter_thiel/index.html
   




 以上、「ZERO to ONE(NHK出版)を読んで」でした。





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